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「南海地震を知る~徳島県の地震・津波碑~」(第36回)-宍喰「南海地震津波最高潮位標識」

宍喰町 南海大地震津波最高潮位標識 古目大師堂

第36回は、海陽町宍喰浦の弁天山登り口にある「南海地震津波最高潮位標識」です。
名称:南海地震津波最高潮位標識
場所:海部郡海陽町宍喰浦 弁天山登り口
建立:平成8年(1996)9月
地震:昭和南海地震(1946年12月21日)

海陽町宍喰は、古文書によれば永正の津波(1512年9月13日)、慶長、宝永、安政、昭和の津波で大被害を受けてきたことがわかっています。しかし、石碑や扁額といった形では残されていません。宍喰浦弁天山登り口(古目大師堂の対面)に、昭和南海地震(1946年12月21日)の津波最高潮位を示す標識が避難所の看板と並んで建てられています。

『教訓』
宍喰における安政南海地震津波の高さなどは、この地の旧家の古文書に残され、昭和南海地震津波よりもさらに大きかったことがわかっています。それらを次の南海地震津波の防災対策に生かすことが望まれます。

次回は、県南部の津波の最高潮位を示す標識をいくつか紹介します。

地図

宍喰「南海地震津波最高潮位標識」

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