(福岡市 40代 女性)
出張先の東京で地震のニュースを聞き、とんぼ返りで福岡に戻ってきたのは、午後4時ぐらいでした。私は青年会議所※の理事長という立場にありましたので、パソコンや携帯メールを使って、メンバーの会社の状況がどうなのか、けが人はいないのか、家族はどうなのかということを専務理事と手分けして片っぱしからきいていきました。とにかく、メンバー全員の情報を取りたいと思ったのです。
しかし、このメンバーの安否確認というのは、困難を極めました。300名のメンバーひとりひとりに連絡をとることは容易ではありませんでした。
そのとき、情報を一斉に配信する手だてをもっと早く講じておけば良かったと痛切に感じましたので、地震のあと、さっそく、メーリングリストの導入を検討しました。何といっても災害時は、情報共有が一番ですからね。
※青年会議所は、40歳以下の青年経済人によって組織されるまちづくりとひとづくりの団体です。
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