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危機管理連絡会議の開催結果について (令和6年5月28日)【北朝鮮による衛星打ち上げを目的とする弾道ミサイル技術を使用した発射等について】

 以下のとおり、危機管理連絡会議を開催いたしましたので、お知らせいたします。

1 日時:令和6年5月28日(火)午前9時から午前9時5分まで

2 場所:万代庁舎3階特別会議室

3 出席者:危機管理部副部長、危機管理部次長、各部局主管課副課長など計20名

4 協議概要:

○北朝鮮による衛星打ち上げを目的とする弾道ミサイル技術を使用した発射について
■危機管理部からの報告
・昨日22時43分頃、北朝鮮による衛星打ち上げを目的とする弾道ミサイル技術を使用した発射が行われ、22時46分には「Jーアラート」及び「エムネット」にて「北朝鮮からミサイルが沖縄県の方向に発射されたものとみられる」、23時3分には、「我が国への落下又は、上空を通過する可能性がなくなったことが確認され、避難の呼びかけを解除する」との発表があった。
・今回の発射を受け、岸田総理からは、以下の3点について指示があった。

  1. 情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対して、迅速・的確な情報提供を行うこと
  2. 航空機、船舶等の安全確認を徹底すること
  3. 不測の事態に備え、万全の態勢をとること

・本県の対応として、Jーアラート発表後、直ちに、情報収集体制を構築し、市町村等への情報提供を実施するとともに、本県関係の漁船について、沖縄県周辺への出漁はないことを確認。
・今後、このような発射が行われる可能性があることも踏まえ、引き続き、情報収集を続けるとともに、関係機関等への情報提供に万全を期して参る。
・「弾道ミサイル落下時における避難行動」を記載したチラシを配布し、本県にJーアラートが発表された場合に、県民及び職員が命を守る行動をとれるよう、各部局における周知を依頼。

■環境管理課からの報告
・発射直後の昨日23時10分時点の県内4箇所のモニタリングポストによる「放射線量(空間放射線量率)」の測定結果は、通常の範囲であり、発射前から変化なく、本日7時10分現在でも同様であり、本県の大気環境には影響はないと考えられる。
・引き続き、監視を続け、測定結果に異常値があれば直ちに報告を行う。

○線状降水帯による大雨の呼びかけの新たな運用について
■危機管理部からの報告
・気象庁では、線状降水帯による大雨の可能性が高い場合に、半日程度前から呼びかけを行っている。これまでは、地方単位での呼びかけだったが、令和6年5月27日から府県単位に絞り込まれる運用を開始した。
・本日、午前5時37分徳島県に、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が高まる可能性があるとの気象情報が発表され、気象警報発表時の災害対策連絡本部を設置している。
・気象台発表では、本県は、28日中は線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があり、注意を呼びかけている。

○危機管理部副部長からの指示
■北朝鮮関係

  1. 国、市町村など関係機関と連携し、引き続き、緊急時の県民への情報伝達体制に万全を期すこと。
  2. 万が一の事態に備え、屋内避難、落下物への対処など必要な手順について、市町村や関係機関と連携し、県民への周知を図ること。
  3. 各部局においては、引き続き、危機管理部に情報を集約する危機管理体制を維持するとともに、県民の安全・安心を守るため、不測の事態に備え最善を尽くすこと。

■線状降水帯関係

  1. 本日明け方、気象台から徳島県に、線状降水帯による大雨の可能性の呼びかけが、府県情報として発表された。庁内各部においては、日中いっぱい大雨災害に注意するとともに、災害対策連絡本部が設置されていることを踏まえ、待機体制の確保や被害情報の共有等をお願いしたい。
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