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第23回徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議の開催結果について

以下のとおり、第23回徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催いたしましたので、お知らせいたします。

1 日時:令和2年7月10日(金)9:30~9:40
2 場所:県庁3階 特別会議室
3 出席者:知事、副知事、政策監、政策監補、県警本部長、各部局長など計19名
4 協議概要:新型コロナウイルス感染症患者の発生について

■ 保健福祉部から報告
○ 新型コロナウイルス感染症患者の発生について
・昨日(7月9日)、県内で10例目の感染者を確認。
<概要>
・東京都在住で、徳島保健所管内滞在中の20代女性。無職。
・6月下旬に東京都から来県した直後に、全身倦怠感、関節・筋肉痛、味覚障がいが出現。
・7月1日頃に37度台の微熱が出現し、その後も現在まで継続。
・7月8日に「帰国者・接触者相談センター」に相談。
・7月9日に検査の結果、新型コロナウイルス感染症と確定。
・行動歴については、6月下旬に東京都から来県後、県内で確保された住居において一人で過ごされていた。
・現在、感染症指定医療機関に入院調整中であり、濃厚接触者の有無など積極的疫学調査を継続して実施。

○ 7例目~9例目の感染者発生を受けた感染拡大防止策について
・国のクラスター対策班に派遣要請を行っていたところ、本日7月10日から国の専門家チームの派遣を受けることとなった。
・今後、現場で活動するための情報共有、意見交換を行い、専門的助言をいただきながら、封じ込めに全力を挙げて参る。

■ 知事から次のとおり指示
・昨日、東京都においてこれまでで最多の224名、大阪においても緊急事態宣言後最多となる30名の感染者が発生した。
また首都圏、近畿圏を始めとして全国で感染者が発生するなど、全国に感染が拡大していると言っても過言ではない。
・本日から、大規模な全国イベントが、屋内・屋外を問わず5,000名を上限としてスタートとなるところで、一層気を引き締めて対応していかなければならない。
・そうした中、全国のトレンドと同様に、県内においても若い年代の患者が発生した。

(1)「感染拡大抑制への取組」について
・有症者であるため、まずはしっかり治療に専念いただけるよう、対応すること。
・「濃厚接触者」の有無をしっかり確認すること。
・感染経路について、経験豊富な国のクラスター対策班と力を合わせて特定するとともに、そのノウハウを共有すること。
・国、全国知事会と力を合わせて、第二波、第三波を迎え撃てるよう、知見を深めておくこと。

(2)県民の皆様に対する情報提供について
・県民の皆様の不安を和らげるよう、積極的疫学調査を丁寧に行うとともに、情報提供に努めること。

以上

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