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第9回徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議の開催結果について

以下のとおり,第9回徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催いたしましたので,お知らせいたします。

1 日時:令和2年4月21日(火)20:00~20:10
2 場所:県庁3階 特別会議室
3 出席者:知事,副知事,政策監,政策監補,県警察本部長,各部局長など計19名
4 協議概要:新型コロナウイルス感染症患者の発生について

■保健福祉部から報告
・ 本日(4月21日)、県内で5例目となる新型コロナウイルス感染症患者が1名、確認された。
・ 今回、感染が確認された患者は兵庫県在住の70代の男性。
・ 4月15日に本県の医療機関を受診し、その後4月19日に再度、本県の医療機関を受診し、そのまま入院した。
・ 本県へはマスクを着用し、自家用車で来県。
・ 対象患者は現在、入院準備中であり、疫学調査を実施中。

■危機管理環境部から報告
・ 県有施設の休館対応について、全庁的に明日(4月22日)以降、5月6日までの間、休館する。
・ 市町村施設の休館対応について、県と同様の対応を本日付けで文書にて要請した。
・ 県外からの来訪者の実態調査について、全部局が連携した調査体制を整えるとともに、明日より本格的な調査を実施することとしている。
・ 具体的には、県内すべてのインターチェンジをはじめ、県外客が集まる可能性のある遊興施設や観光施設、大型商業施設で県外ナンバーの車の入り込み状況について、県職員の目視での調査を行う。

■知事から次のとおり指示
○本日、昨日に引き続き、「陽性」となった方が1名確認され、これで本県での「陽性」は、累計5名となった。

そこで、私から2点指示する。

○隣接する府県への協力について
・ 今回の事案は、兵庫県在住の方で、本県に通院をしている方が発症したという、これまで例のないものである。
・ ただ、今後はこうしたパターンも増える可能性があり、兵庫県は同じ、関西広域連の一員でもあることはもとより、徳島県はその中で広域医療を所管しており、関係する府県とも連携し、このような場合での患者の受入れにも、しっかりと協力するようお願いする。

○院内感染の防止について
・ 今回の事案は、もともと通院されていた方が、入院後に陽性が確認されたものである。
・ そのため、病院内での感染が拡がらないよう、医療機関と連携し、「積極的な疫学調査」を行い、封じ込めに万全を期すこと。
・ また危機管理環境部から報告があった、明日、本格実施となる県内への来訪調査については、本日、西村経済産業担当大臣と全国知事会との協議の場でも話があったとおり、なんとしても他府県からの流入といったものを、ゴールデンウィークを控え、最小限にしてほしいという、大変強いメッセージをいただいているところである。
・ 全国知事会としても、しっかりと国と力を合わせ、この重大局面、県内においても、県外からの入り込み状況を把握をしてほしい。
・ その状況に合わせて、対応をすぐさま講じていければと考えているので、明日の調査に万全を期してほしい。

以上

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