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第7回徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議の開催結果について

以下のとおり,第7回徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催いたしましたので,お知らせいたします。

1 日時:令和2年4月17日(金)12:40~12:50
2 場所:県庁3階 特別会議室
3 出席者:知事,副知事,政策監,政策監補,県警察本部長,各部局長など計19名
4 協議概要:政府「基本的対処方針」及び、「徳島県対処方針」の変更について

■危機管理環境部から報告
○緊急事態宣言について
・ 昨日(16日)、政府により「緊急事態宣言」の区域変更がなされ、本県を含む、すべての都道府県が「緊急事態宣言」の対象となった。
・ 期間は、4月16日(木)から5月6日(水)まで
○政府の「基本的対処方針」変更について
・ 緊急事態宣言の対象となる「特定都道府県」のうち、特に重点的に感染拡大の防止に向けた取組みをすすめていく必要がある13都道府県が「特定警戒都道府県」として整理されているが、本県はこれに含まれてはいない。
・ 今回の対象地域変更の趣旨として、大型連休期間を含めた期間で、全都道府県が足並みをそろえて感染拡大防止の取組みを行うこととされている。実施すべき対策として、都道府県をまたいだ不要不急の移動を自粛することが求められている。
・ 休業要請や在宅勤務の推進等は、地域の感染状況や経済社会に与える影響を踏まえ判断。
○「徳島県対処方針」の変更について
・ 政府「基本的対処方針」の変更と歩調を合わせる形で、「徳島県対処方針」も同様に変更する。

■政策創造部から報告
○緊急事態宣言対象区域拡大を受け、全国知事会として以下2点を政府に求めた。
・ 区域拡大の理由を国民に丁寧に説明すること
・ 地方の実情を踏まえた知事会の提言を速やかに実現すること
○本日の第6回新型コロナウイルス緊急対策本部において全国知事会としての「緊急提言」をとりまとめている。また本日、西村大臣との意見交換を予定している。

■警察本部から報告
○緊急事態宣言の区域変更を受けて、本県における「自動車運転免許更新の手続き」について、4月19日(日)から5月6日(水)までの間、板野群松茂町、阿南市及び阿波市の運転免許センターにおける自動車運転免許の更新等の窓口業務を停止する。

■知事から次のとおり指示
○昨日、国の「基本的対処方針」が改正となり、緊急事態宣言が先に発令された7都府県だけではなく、すべての都道府県に発令されることになった。感染拡大防止の大きな局面を迎えることになり、すべての都道府県が緊急事態宣言の対象となったことを受け止め、その効果を最大限発揮するためにしっかりと取組みをすすめて参りたい。

そこで、私から3点指示する。

○県民の皆様へのお願いについて
・ 今回、すべての都道府県が対象になったのは、大型連休を控え、人の移動を最小化することが目的となっている。
・ 県民の皆様には、不要不急の帰省や旅行など、都道府県をまたぐ移動について、自粛をしてもらいたい。
・ 県外の親戚や友人が徳島を訪れようとしている場合は、自粛をお願いしてもらいたい。
・ 観光施設などに人が集中するおそれがある場合は、3密を避ける対策の一層の徹底をお願いしたい。
・ 県をまたいだ移動の自粛要請は、本県のみならず、47都道府県の一致した要請であることから、県外から来られた方の県有施設の利用は、お断りをさせていただく。

○事業者の方への休業要請について
・ 本県は特定警戒都道府県には分類されなかったことから、事業者の皆様への休業要請については、当面見合わせる事とする。
・ 国の「基本的対処方針」にもあるとおり、今後、感染状況や経済社会に与える影響を踏まえ、フェーズの変化について判断していきたい。

○学校休業中の学びのサポートについて
・ 本県では、児童の皆様の安全安心を考え、今回の緊急事態宣言の対象県となる前から、学校での授業を休業としている。
・ そのため長期間の休業による、学業面での遅れに対処するため、県が作成した「家庭学習応援動画」などを活用し、学びのサポートを行っていきたい。

以上3点、国と47都道府県が一致結束して、この新たな国難・難局を乗り越えるように取り組んで参りたいと考えている。
フェーズが変われば、その場その場で対応を変えていく、機敏な対応をこれからもお願いしたい。

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