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「南海地震を知る~徳島県の地震・津波碑~」(第21回)-出羽島観栄寺「石碑」

出羽島観栄寺 旧碑 再建碑

第21回は、海部郡牟岐町出羽島地区の観栄寺境内にある「石碑」です。
名称:石碑
場所:海部郡牟岐町大字牟岐浦字出羽島 観栄寺境内
建立:不詳
再建:昭和3年(1928)12月
地震:安政南海地震(1854年12月24日)

牟岐沖出羽島の観栄寺階段を上りきった境内左の植え込みの中に旧碑が、本堂正面に向かい合う形で再建碑が建っています。碑には、「安政東海地震(1854年12月23日)当日の午前8時にこの島でも6m程度潮が上下し、翌日(1854年12月24日)、午後4時の安政南海地震発生時にも同程度の津波が来たが、島民は前日より山の上に避難していて無事であった。」などと刻まれています。

『教訓』
前日の安政東海地震による潮の変調に気づき山へ避難していたため、翌日の南海地震の津波から助かった例が各地でみられます。津波に対しては、早く近くの高いところへ避難し、半日程度は下山しないことが必要です。

次回は、海陽町の碑を紹介します。

地図

出羽島観栄寺「石碑」

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