消費者庁が確認したところ、過去にインターネットで母乳と称した商品を販売していたと見られる情報が確認されました。
インターネットで第三者から母乳を購入することについては、以下のようなリスクがあることを十分に認識しましょう。
(1)感染症のリスク
母乳にはHTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)など感染性のあるウイルスが含まれているリスクがあります。購入した母乳について、消費者が外見上からウイルスの含有を確認することは通常できません。
(2)衛生上のリスク
搾乳方法や保管方法によっては細菌が混入したり、母乳以外の成分(アレルギーを誘発するおそれがある物質等)が混入したりするなど、衛生上の問題が発生するリスクがあります。こうした場合にも、消費者が外見上から衛生上のリスクを認識できない場合があります。
詳しくは,消費者庁ホームページをご覧ください。
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/150703kouhyou_2.pdf