河川の管理について、国が管理する区間と県や市町村が管理する区間があるが、どのように区分されているのか。

河川には、大きく分けて一級河川、二級河川、準用河川に区分されています。

基本的には、一級河川については国土交通大臣、二級河川については都道府県知事、準用河川については市町村長が管理すると河川法で定められています。

ただ、一級河川についてはその中の主要な河川（幹川）を2つに区分して、特に重要な幹川を国土交通大臣管理区間（「指定区間外区間」とも呼びます。）として国が管理し、国土交通大臣管理区間以外の区間（「指定区間」とも呼びます。）として、都道府県が管理しています。

管理する区間は次のとおりとなっています。

国が管理する区間一級河川の大臣管理区間

県が管理する区間（河川）一級河川の指定区間及び二級河川

市町村が管理する区間（河川）準用河川

本県では、国が管理する河川として吉野川の池田ダムから下流部や旧吉野川、鍋川、今切川、那賀川の下流部等が該当します。

また、一級河川の県管理河川として代表的な河川は、新町川、鮎喰川、園瀬川等

二級河川で代表的な河川としては、勝浦川、海部川等があります。

県土整備部河川政策課企画・管理担当

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