【記事番号:2950】
「阿波とん豚」とは、県畜産研究課が猪の持つ優れた肉質に関連する遺伝子領域を豚へと取り込み、平成25年度に完成した新しい系統です。開発にはDNAマーカーと呼ばれるDNAの標識物質を選抜に利用したDNA育種と呼ばれる手法を用い、猪の遺伝子を豚へと取り込んだ日本に1つだけの系統です。
阿波とん豚は、阿波とん豚ブランド確立対策協議会が指定する農場において、飼育管理マニュアルに基づき生産され、その肉質は、「鮮やかな赤色」を呈し、「キメが細かく」、保水性が高いため加熱後も「ジューシーな食感」となっています。また、脂身は飽和脂肪酸含量が高く、「甘みがあり」、白くしまりがあります。更に、麦を主体とした専用飼料を給与しているため、風味がよく、最高級の美味しい肉となっています。阿波とん豚の詳しい内容については、阿波とん豚ブランド確立対策協議会のホームページをご覧ください。
阿波とん豚ブランド確立対策協議会ホームページ
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