【記事番号:1063】
県では、中長期的な視野に立った対策として、
・自治医科大学での医師育成
将来の本県へき地医療を担う医師を養成する。自治医科大学卒業後、9年間、本県へき地医療を担う。
・徳島大学医学部生を対象とした医師修学資金の貸与
将来の本県地域医療を担う医師を養成する。
・全国の医学部生を対象とした、過疎地域などでの体験型夏期研修
地域医療への関心を高める。
・臨床研修を担当する県内の公的病院等による研修内容についての合同説明会の開催
県内の公的病院等における臨床研修医を確保する。
また、短期間での効果が期待できる取り組みとして、とくしま医師バンク事業を行っています。
内容としては、
・任期付県職員(ドクターバンク医師)の採用
県内の公的医療機関で、「総合診療医」として診療に従事する医師を募集、採用する。
・ベテランドクターバンク
定年退職した医師や、開業医有志等の協力を得て、公的医療機関等への短期診療支援を実施する。
・女性医師再就業バンク
結婚や育児等により医療の現場を離れた女性医師を対象に、再就業に関する情報提供を行うとともに、再就業にあ
たり、勤務形態等の面できめ細やかなマッチングを県医師会と連携して実施する。
また、現場復帰のための研修の希望があれば、県立中央病院で、再就業に必要な研修の機会を提供する。
・医師確保のためのネットワーク
将来の医師確保を図るため、県内外出身の医師・研修医・医学生とのネットワークを形成し、本県公的病院の求人情報や、県の医師確保に関する情報を提供する。
などです。
なお、これら医師確保のための各種情報や公的な医療機関の医師募集情報を発信する方法として、「とくしま医師バンク」のホームページを立ち上げています。
(とくしま医師バンク)https://www.pref.tokushima.lg.jp/dr-bank/
保健福祉部医療政策課地域医療・医師確保担当
徳島市万代町1ー1
電話:088-621-2212
ファクシミリ:088-621-2898