【記事番号:621】
日本人のブラジル移住は1908年(明治41年)に始まり、2008年で移住100周年を迎え、現在では140万人を擁するともいわれる世界最大の日系社会を築いています。
徳島県においても戦前・戦後合わせて約1,300人もの方が移住しており、移住された方々はブラジルの現地状況を知らせたり、県人の消息を調べるための組織として、1958年に「ブラジル徳島県人会」を設立しました。設立後、母県との連絡交流や訪問団の受け入れ、研修生の送り出し等を行っていました。
このような移住された方々との多年にわたる交流を背景に、徳島県とサンパウロ州とは、相互の理解を深め、友好関係を一層推進するために1984年に「友好提携協定書」に調印をいたしました。