とくしまの棚田
場所
那賀町出羽、栩平
自然環境概要
水源
渓流取水
生態系
植物:イノコズチ、イタドリ、ミズタビラコ]
動物:シコクトゲオトンボ、ミヤワカワトンボ
景観
本棚田は、大美谷川の上流部に出羽地区、さらに上流に栩平地区があり、比較的広範囲に棚田が広がり、河川と一体となって美しい景観を作り出している。
生産環境概要
概況
<平均勾配>
1/5
<法面構造>
石積み及び土羽
営農状況
<総面積>
3.0ha
<作付け面積>
1.8ha
<耕作状況>
作物は水稲のみ栽培している。一筆辺りの面積は比較的広くコンバイン等の大型機械も使用している。大型機械を使用しているところもあれば、はでかけのよう な昔ながらの耕作形態をとっているところもある。はでに関して言えば、本地域では四角形の形で行う珍しいはでかけである。
<鳥獣害被害の状況とその対策>
本地域はイノシシ、シカの被害があり、ネット柵、トタン板により被害の軽減に努めている。
管理状況
<管理組織>
個人管理
<管理方法>
管理としては、個人で畦畔の草刈りを必要に応じて行っている。水路に関しては田植え前後に行う。
<周辺土地改良施設の状況>
特に問題なし
社会環境概要
地域開発の歴史
本地域は、地滑りが多発し、その土と河川の堆積土によって形成された基盤のうえに成り立っている。地滑りが多発していたことは山の頂上付近に家が集中していることからも見て取れる。昔はマメの木を植えて地滑りを防止していたと伝えられている。
祭り・イベント
特になし
アクセス方法
那賀町木沢支所裏より大美谷川に沿って進み、大美谷ダムを過ぎてすぐ。