大明地(おおみょうじ)の棚田

基本情報

場所

那賀町北川

自然環境概要

水源
渓流取水

生態系
植物：イノコズチ、イタドリ、ミズタビラコ
動物：ハグロトンボ、ニシカワトンボ

景観
辺りはほとんどユズが栽培されており、秋季には柑橘系の良い香りと山間地の紅葉が気分を和ましてくれる。棚田上部の山は管理のため伐採され、はげ山となっている。

生産環境概要

概況

＜平均勾配＞
1/2

＜法面構造＞
石積み及び土羽

営農状況

＜総面積＞
3.3ha

＜作付け面積＞
3.3ha

＜耕作状況＞
水稲は栽培されず、ゆずけいとうが栽培されている。地形が急峻で農道も整備されておらず、作物の輸送にはモノレールが使用されている。水源は渓流にたよっているが、水量が確保できず、天水に依存している。いずれにせよ水量は不足している。

＜鳥獣害被害の状況とその対策＞
サル、シカ、イノシシ、キツネの被害を受けているが対策は立てていない。

管理状況

＜管理組織＞

＜管理方法＞
ゆず畑の維持管理には、2002年ころから人を雇い、収穫から維持管理まで依頼している。また、畦畔の草刈りも定期的に行っている。

＜周辺土地改良施設の状況＞
農業用水不足のため、自家用ポンプで畑に水をまいている。

社会環境概要

地域開発の歴史
200年前に大蛇が住みついていたが、ほうきゅうさんという人物が小刀を用いて退治した。このことにより当地域はひらかれていった。ほうきゅうさんを祀った祠は現在でも大切に管理されている。

祭り・イベント
特になし

アクセス方法
国道195号線を徳島方面から高知方面へ四つ足峠トンネル手前、約1kmを右折し、林道を約1km。