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社会人からのメッセージ「悩んだら、”YES!”」

プロフィール

名前:
藤田織女(ふじたおりめ)
出身高校:
徳島県立脇町高校
留学先:
アメリカ・オハイオ州
留学期間:
11か月(高校2年~3年)

留学経験と略歴

立教大学在学中に中国に1年半、韓国に短期留学。
2018年オーナー経営者用のHarvard Business School Executive Education OPM卒業。
株式会社HISで旅行業、精密機械メーカーの女性初総合職営業を経験後、徳島に帰省し家業をサポート。再度上京し、ジュピターショップチャンネルにて生放送同時通訳及びゲストコーディネーション部署のチーフとなる。国会議員専属通訳を経て、徳島に帰省し、家業を継承。現在は、フジタグループ6社のCEOとして、女性管理職40%以上、県内外、海外からの社員が働くダイバーシティ経営を推進中。
 

  
ドバイのビジネスパートナーと
  
ハーバードビジネススクールキャンパスにて

留学を決意したきっかけや,当時の思いを教えてください。

中学時代,大好きだったMichael Jacksonとの結婚を夢見て,ネイティブ並みに英語を使いたいと思い,海外留学を決意して高校に進学しました。AFSの二次試験合宿中に,志の高い仲間や先輩に感銘を受け,留学先では異文化体験と同時に日本の文化を伝える事に使命感を抱きました。

留学期間中に最も印象に残っていることは何ですか?

ホストファーザーが仕事から帰宅後すぐに家事をし,ホストマザーはワインを飲みながらゆったり私とおしゃべりする日常が,日本と違って不思議でした。

また、バスケットボールやアメフトの対抗試合でしばしば人種差別を目の当たりにしました。肌の色が違うだけで憎しみ合う関係性の狭間で日本人としてのアイデンティティに目覚めました。

帰国してからの大学受験などは大変でしたか?

「東京私立文系の有名大学,浪人はしない!」と留学前に決めていたので,帰国後に志望大学や受験科目に迷うことはありませんでした。半年間集中して受験勉強に励んだ結果,合格することができました。日本全国のAFS同期生と東京での再会を目指す事が励みになりました。

留学で身につけた英語や留学の経験は現在どのように活かされていますか?

泣きながら身に着けた英語力は,通訳としてのキャリア,経営者として海外企業との交渉事にはもちろん,世界中の友人との交流や趣味の旅行にも役立っています。また,前述の経験は,今日の男女共同参画経営,ダイバーシティ経営にも影響を及ぼしています。

留学を迷っている中高生にメッセージをお願いします!

悩んだら”YES!” 法律に違反せず,命の危険が伴わないことであれば,とりあえず積極的に何でもやってみること!挑戦する気持ちを大切にしましょう!