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令和2年国勢調査人口等基本集計結果の概要

令和3年11月30日に総務省統計局から,令和2年国勢調査の人口等基本集計結果が公表されました。徳島県分の結果の概要については,次のとおりです。

なお、詳細については総務省統計局のホームページに掲載されています。

https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/kekka.html

1.人口総数及び男女別人口

(1)人口総数

・令和2年10月1日現在の徳島県の人口は719,559人で,前回調査の平成27年に比べ36,174人,4.8%減少している。

・人口を市町村別にみると,徳島市が252,391人(県人口の35.1%)で最も多く,次いで阿南市が69,470人(同9.7%),鳴門市が54,622人(同7.6%),となっており,最も少ないのは上勝町の1,380人(同0.2%)となっている。

・前回調査の平成27年に比べ人口が増加したのは,2町(藍住町,北島町)で,うち最も増加率が大きい藍住町は,35,246人で,平成27年に比べ620人,1.8%増加している。一方,県内の22市町村の人口が平成27年に比べて減少している。

(2)男女別人口

・人口を男女別にみると,男性が343,265人,女性が376,294人で,女性が33,029人多く,人口性比(女性100人 に対する男性の数)は,91.2と平成27年の90.9 から上昇している。

2.年齢別人口

・人口を年齢別にみると,15歳未満人口は77,129人(県人口の11.2%),15~64歳人口は375,657人(同54.4%),65歳以上人口は238,346人(同34.5%)となっている。これを平成27年と比べると,それぞれ,0.5ポイント低下,3.0ポイント低下,3.5ポイント上昇している。

3.配偶関係

・15歳以上人口の配偶関係をみると,有配偶の割合は男性が62.0%(平成27年と比べると0.2ポイント低下),女性が55.2%(増減なし),未婚の割合は男性が29.1%(同0.3ポイント上昇),女性が20.2%(同0.1ポイント低下)となっている。

4.外国人人口

・県内に在住する外国人は5,033人で,平成27年の3,871人に比べ1,162人,30.0%増加している。 国籍別では,中国が1,412人(28.1%)と最も多く,次いでベトナムが1,323人(26.3%),フィリピンが580人(11.5%)となっている。

5.世帯の状況

(1)世帯数

・本県の総世帯数(308,210世帯)のうち,一般世帯数は307,358世帯で,平成27年の304,911世帯に比べ2,447世帯,0.8%増加している。

・また,一般世帯のうち1人世帯は109,570世帯(一般世帯の35.6%)と最も多くなっている。一般世帯の1世帯当たり人員は2.26人と,平成27年の2.39人から減少している。

(2)世帯の家族類型

・世帯の家族類型をみると,核家族世帯は165,161世帯(一般世帯の54.1%)で,このうち夫婦のみの世帯は65,180世帯(同21.4%),夫婦と子供から成る世帯は71,917世帯(同23.6%)となっている。また,単独世帯は109,570世帯(同35.9%)となっている。

(3)高齢世帯員のいる世帯

・65歳以上世帯員のいる一般世帯は146,952世帯(一般世帯の47.8%)で,このうち「一人暮らし高齢者」(65歳以上の単独世帯)は42,341世帯(65歳以上世帯員のいる一般世帯の28.8%)となっている。

6.住居の状況

・住居の状態をみると,住宅に住む一般世帯のうち,持ち家の割合は69.6%で,平成27年の69.8%に比べ0.2ポイント低下している。

※数値の見方

・本文及び図表中の数値は,表章単位未満で四捨五入している。本文及び図表中の値は,表章単位未満を含んだ数値から算出している。

・割合は,特に注記のない限り,分母から不詳を除いて算出している。また,過去の割合も同様の方式で再計算している。