「『水質検査に来ました』と男性が突然訪ねて来たので、水道局の職員だと思い家に入れた。男性が台所の水道水をコップに注ぎ、試薬を垂らすと透明だった水がピンク色に変色した。『体に悪い水なので浄水器を取り付けた方が良い』と勧められた。心配になり浄水器を取り付けてもらったが、40万円と高額で本当に浄水器は必要だったのだろうか。解約したい」との相談が寄せられています。
水道局の関係者だと言われても、身分証の提示を求めるなどして、知らない人を簡単に家の中に入れてはいけません。水道水には消毒のために塩素が含まれているので、塩素に反応する試薬を入れるとどんな水道水でも変色します。
業者の言うことを鵜呑みにしてすぐに契約せず、一旦帰ってもらい家族や周囲の人に相談しましょう。契約しても訪問販売であればクーリング・オフができる場合があります。消費生活センターに相談してください。
<お知らせ>
新型コロナウイルスに関する消費者向け情報サイトを開設しています。
詳しくはこちら
<困ったときは、188番へお電話!!>
188番にかけると、最寄りの消費生活センターや消費生活相談窓口をご案内いたします。
1人で悩まずに、「消費者ホットライン」188にご相談ください。
「188(いやや)泣き寝入り!」と覚えてね。