インターネット編

　ぜったいに請求画面（せいきゅうがめん）に出（で）ている電話番号（でんわばんごう）に電話（でんわ）してはいけません。あなたの個人情報（こじんじょうほう）を教（おし）えてしまうことになります。後（あと）でお金（かね）を請求（せいきゅう）する迷惑（めいわく）な電話（でんわ）がかかってくることになります。こんなことが起（お）こったら、家（いえ）の人（ひと）に相談（そうだん）しましょう。

　日（ひ）ごろから、むやみに「無料（むりょう）」「プレゼント」「はい（YES）」「入場（にゅうじょう）する（ENTER）」などをクリックしないように気（き）をつけましょう。

　たいていのオンラインゲームは無料（むりょう）で登録（とうろく）できますが、ゲームで上位（じょうい）を目指（めざ）すために多くのアイテムを買（か）わせる仕組（しく）みになっています。消費生活（しょうひせいかつ）センターには、有料（ゆうりょう）のアイテムをクレジットカードで購入（こうにゅう）し、100万円以上（まんえんいじょう）の請求（せいきゅう）が来（き）たという相談（そうだん）も寄（よ）せられています。

　オンラインゲームをしたいと思（おも）ったら、家（いえ）の人（ひと）に相談（そうだん）して、遊（あそ）んでいい時間（じかん）やアイテムは無断（むだん）で買（か）わないなどルールを決（き）めましょう。

　スマートフォンはパソコンとの共通点（きょうつうてん）が多（おお）く、通話（つうわ）、調（しら）べもの、ゲーム、音楽（おんがく）など、いろんなことができるすばらしい道具（どうぐ）ですが、コンピュータウイルスの被害（ひがい）にあう危険（きけん）があるので、次（つぎ）の3点（てん）に気（き）をつけましょう。

スマートフォンセキュリティ3か条（じょう）

　1．OSを最新（さいしん）の状態（じょうたい）に更新（こうしん）しましょう

　2．セキュリティソフトを利用（りよう）しましょう

　3．信頼（しんらい）できるサイトからアプリをインストールしましょう

　名前（なまえ）や住所（じゅうしょ）、生年月日（せいねんがっぴ）、学校名（がっこうめい）、メールアドレスなど、個人情報（こじんじょうほう）を公開（こうかい）することは危険（きけん）です。

　よく知（し）らない人（ひと）から「友達申請（ともだちしんせい）」されても承認（しょうにん）してはいけません。実際（じっさい）に会（あ）ってもいけません。

　漫画（まんが）や写真（しゃしん）、物語（ものがたり）などは著作権（ちょさくけん）で保護（ほご）されていますが、それは作者（さくしゃ）がたくさん勉強（べんきょう）し、一生懸命（いっしょうけんめい）考（かんが）えて生（う）み出（だ）したものだからです。ですから、作品（さくひん）を楽（たの）しむ人（ひと）は、決（き）められたお金（かね）を払（はら）わなければなりません。みんながタダで楽（たの）しめるなら、アニメもゲームも音楽（おんがく）も、作（つく）ってくれる人（ひと）がいなくなって困（こま）るよね。

　インターネット上（じょう）で、人（ひと）の悪口（わるくち）や差別的（さべつてき）な発言（はつげん）、悪（わる）ふざけ、反社会的行為（はんしゃかいてきこうい）など、一般（いっぱん）に非常識（ひじょうしき）と思（おも）われる発言（はつげん）や、見（み）た人（ひと）が不快（ふかい）に感（かん）じる発言（はつげん）をしてはいけません。インターネット上（じょう）では、自分（じぶん）の名前（なまえ）を完全（かんぜん）にかくすことはできません。また、一度公開（いちどこうかい）した情報（じょうほう）は消（け）すことができません。インターネットは誰（だれ）もが利用（りよう）することができる「公共（こうきょう）の場（ば）」です。実生活（じっせいかつ）でやらないこと、やってはいけないことは、絶対（ぜったい）にインターネット上（じょう）でもしてはいけません。