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◆シミュレーション◆「海の月間」!魚減少危機から抜け出す魚の買い方

7月は「海の月間」
日本は海に囲まれた島国。海流の影響で魚の種類の多さは世界でも有数。魚は日本の食文化には欠かせませんが、2015年リビングブループラネットレポート(WWF)によると、マグロ、サバ、カツオを含む食用魚の世界的な個体数は74% 減少しています。

魚を買うとき、持続可能な買い方の指標は?

これを選んだあなたは、「海や河川の汚染防止」や「海や川の生態系を壊さないこと」に貢献できます。このマークは、環境汚染やエサとなる魚資源また労働条件や地域との関わりなど、環境と社会に配慮した責任ある養殖により生産された水産物の印としてASCロゴを貼付し、マーケットや消費者の方に届けるためのものです。

これを選んだあなたは、「減少している海の生き物を守ること」や「海の環境や生態系を壊さないこと」に貢献できます。このマークは、水産資源と環境に配慮し適切に管理された、持続可能な漁業で獲られた天然の水産物の証です。

これを選んだあなたは、「海や河川の汚染防止」や「海や川の生態系を壊さないこと」に貢献できます。このマークは、将来の世代にわたって最適利用ができるよう資源と生態系の保全に積極的に取り組んでいる漁業や養殖業を認証しています。漁師など、生産者が適切な水揚げ量を守ったり、養殖での環境保全など、生態系と持続可能性に配慮して捕った、あるいは養殖した魚である証です。

これを選んだあなたは、地産地消の実践で、「地域の産業の応援」「輸送にかかる二酸化炭素排出の削減」に貢献できます。輸送時間が短くて新鮮な魚は、栄養価の損出が少なく、味もよいのがうれしいですね。

これを選んだあなたは、「魚の廃棄の減少」や「地域の産業の応援」に貢献できます。温暖化などの影響で獲れる魚にも変化が出ています。新たに水揚げされるようになった「なじみのない魚」が消費されなければ廃棄されたり、漁師の収入にも影響があります。今獲れている魚を選んでみませんか。食べたことのない魚のおいしさを発見できるかもしれません。