収穫が終了しているハウスは速やかに残さ等を片付け、土作り等植え付け準備をすすめましょう。
抑制栽培(10月中旬から出荷)の球根植え付け時期になります。
7月~10月末までの定植は、高温障害や葉焼け等を防ぐため栽培ハウスに70~80%の遮光が必要です。
植え付けする冷凍球は、2~3日かけて10℃程度でゆっくり完全に解凍しましょう。
解凍後は、12℃程度の冷蔵庫でプレルーティング(発根処理)を2週間程度行いましょう。
発根を確認したら、予め施肥・畦立てを行ったハウスへ速やかに定植を行いましょう。
1a当たりの球根数は1,420~2,400球(品種や球根の大きさ等で調整します)準備しましょう。
覆土は10cm程度とし、定植後は十分に灌水しましょう。
定植後(草丈20cm~発蕾頃まで)の灌水は、表土が乾き始めた時に十分行うようにしましょう。
昼間の温度は25℃以下を目標に換気に努め、夜間は18℃を保つようにしましょう。
アブラムシ類やコナジラミ類等の発生が見られたら、速やかに防除しましょう。
台風や大雨により圃場が冠水した場合は、速やかに排水作業を行ない、葉面散布で生育の回復を図りましょう。