2月定植の普通栽培です。
昼温は25℃以下を目標に換気し、最低気温は15℃を確保するように保温や加温を行います。
4月以降、高温、強光線による葉焼けの発生を防止するため、寒冷紗で50%程度の遮光を行います。
水管理は、発蕾期までは表土が乾き始めたら十分灌水するようにします。
害虫は、アブラムシ類、スリップス類、ヨトウムシ類、ネダニ等が発生します。
特にこの時期は、換気等で有翅型アブラムシ類がハウスに侵入し多発することがあるので注意しましょう。
葉焼け症は、低日照下で軟弱に育ったあとに、急に強い光線に当たると発生するので、天候の変化に注意しながら
遮光率を調整したり、散水により湿度を高めるなどの対策を行います。
採花は、つぼみが少し白くなったものを収穫します。
下葉を15cm程度かき取り、その後5本1束にしラッピングして、段ボール箱に詰めて出荷します。