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温州みかん(露地) 11月の管理

1.収穫

早生温州、普通温州、高糖系温州と順次収穫期を迎えます。

2.予措・貯蔵

予措後、貯蔵しましょう。

果皮を乾燥させ、果皮水分を減少させる(予措する)ことで、貯蔵性が良くなります。

庫内は温度3~5℃、湿度85%になるように換気等で調整しましょう。

収穫時果重からの減重量割合は、5%程度が目安です。

3.施肥

秋肥は来年の発芽(開花)~展葉・硬化に必要な栄養となります。

樹勢回復を図るためにも、秋肥は11月上旬までに必ず施用しましょう。

施用量は10aあたり窒素成分で、10kgを目安にしましょう。

4.病害虫防除

カメムシの発生がやや多い地域もあります。園地への飛来を確認次第、防除しましょう。

ミカンハダニは多発すると防除が困難になるので、早めの防除を心がけましょう。

収穫前には、貯蔵病害(青かび病・緑かび病)の防除も行いましょう。