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温州みかん(露地) 6月の管理

1.夏肥の施肥

枝葉充実、果実肥大を促進させるために夏肥を施肥しましょう。

夏肥が遅れて効き目が遅くならないように早生みかんには、6月中旬に10a当たり肥料成分量で

窒素5kg、リン酸4kg、カリ4kgを施肥します。

高糖度みかんには、6月中下旬に窒素12kg、リン酸7kg、カリ10kgを6月中下旬に施肥します。

2.病害虫の防除

(1)そうか病

     果実での初期感染防止をするため6月上旬に薬剤防除を行いましょう。

(2)ミカンハダニ

     6月中下旬に薬剤防除を行いましょう。

     高密度になると防除効果が上がらないため、低密度期に防除を行いましょう。

(3)ヤノネカイガラムシ

     今年度は、5月21日にヤノネカイガラムシの初発が確認されました。

    IGR剤は6月初旬に、有機リン剤は6月下旬に散布し幼虫防除を行いましょう。

3.薬剤による間引き摘果

二次生理落果発生期(満開20~40日後)に、散布後の気温が25~30℃程度で

晴天が続く日を見計らって散布しましょう。