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すだち(露地) 3~4月の管理

1.防寒被覆の除去

防寒を行った園では、寒さの心配が無くなりしだい、暖かく、風のない日に除去しましょう。

2.整枝・剪定・間伐(3~4月)

裏年園では剪定時期を遅らせ、間引きを主として行いましょう。

強剪定にならないように注意し、あわせて、かいよう病被害枝及び枯れ枝を除去し、園外に排出しましょう。

計画的に間伐を行いましょう。間伐を行い独立樹とすることで作業性が良くなり、また、日当たりも良くなり、果実品質も向上します。

 

3.定植及び移植(3~4月)

根を乾かさないよう注意し運搬し、発芽前に植え付けましょう。

深植えをせず、定植後はかん水し、支柱を立てましょう。

4.施肥(3月)

チッソ成分で10a当たり7kg程度施肥しましょう。

5.病害虫防除(3~4月)

1)ミカンハダニ(防除時期目安:3月)

  12月に防除できていない園では、発芽前に防除しましょう。

2)かいよう病(防除時期目安:3月)

  銅剤を散布しましょう。

3)そうか病(防除時期目安:4月)

  発芽直後に防除しましょう。

4)アブラムシ類(防除時期目安:4月)

  発生初期に防除しましょう。

6.接ぎ木(4月)

発芽開始期が接木適期となります。