- 10月になっても、大雨や台風に備えて準備しましょう。
- 浸水や冠水のおそれのあるほ場では排水対策を徹底し、ほ場周囲の排水溝も整備しましょう。
- 浸水や冠水被害を受けたほ場では早急に排水を行い、できるだけ早く適正水分に戻しましょう。
- 茎葉に付着した泥については、乾き付く前にすみやかに水で洗い流しましょう。
- 中耕などを実施し、表土を膨軟にするとともに土壌水分を下げましょう。
- 葉面散布剤により生育の回復を図りましょう。
- 10月上旬は気温が高いため、引き続き害虫の発生にも注意して下さい。
- 防虫ネットでトンネル被覆して害虫の被害を減らしましょう。
【注意すること】
- 土中にいる害虫(幼虫)は防げないため、薬剤等で防除しましょう。
- ネットの目合いは0.8mm目が防虫効果が高く、生育抑制が少ないので適します。(1mm目ではキスジノミハムシは通り抜けてしまいます。)
- は種後すぐに被覆し、地面との隙間がないようにネットの端を土寄せして埋め込みましょう。
- 中の作物とネットが直接触れないように支柱を立ててから、その上に被覆しましょう。
- いったんネットの中に入り込んだ害虫は、天敵がいないためすぐに大発生するので、被覆後もまめに中を観察して早期防除に努めましょう。
(参考)防虫ネット目合の大きさと害虫の防除効果
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目合いの大きさ侵入を防止できる害虫 効果
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- 2~4mmヨトウガ・アオムシ・オオタバコガ 完全に防げる
- 1~2mmハイマダラノメイガ ほぼ完全に防げる
- 0.8~1mm ハモグリバエ類・コナガ・アブラムシ類 ほぼ完全に防げる
- 0.6~0.8mmキスジノミハムシ成虫・アザミウマ類 ほぼ防げる
- 0.6mm以下 キスジノムハムシ成虫・アザミウマ類 ほぼ完全に防げる
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