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高温時における農作物等の管理対策

徳島県では,気温の高い状態が続いています。農作業中の健康管理に注意し,作業を行ってください。
・炎天下の長時間にわたる作業は控える。
・帽子等日焼け対策を行うとともに,十分な水分・塩分の補給と休息時間を確保する。
・体調がすぐれないときは作業を中止する。
・作業服は吸湿性・通気性の高いもので,熱を吸収しにくい白色系が良い。
・帽子も通気性の高い物を着用する。
・ハウス内の作業は気温が低い早朝に行う。

1.水稲
(1)出穂後20日間に高温に遭遇すると白未熟粒が増えるので,かけ流しや,夕方の入水,夜間落水など,地域の状況に応じた穂の温度を下げるための工夫を行う。
(2)収穫直前の落水は,できるだけ遅らせて,落水後は,土の表面が乾きすぎないよう努める。

2.野菜
(1)オクラ,ナス等の果菜類は,老化葉や病害葉は早めに摘除するとともに,摘葉,摘芽をこまめに行い,不要な茎葉をなくしておく。不要な果実も早めに摘除する。
また,草勢低下を防ぐため,液肥の葉面散布やかん注により養水分を確保する。
(2)かん水は、早朝・夕方の気温低下時に行う。かん水用の水が十分確保できない場合は,蒸散の少ない夜間にかん水する。
(3)マルチの上や通路に,敷きわら・敷き草等を行う。
(4)ハダニ,ヨトウムシ等が発生しやすいので早期防除に努める。
(5)施設園芸においては、遮光資材等を有効利用し、施設内の気温低下に努める。

3.果樹
(1)かん水は,7~10日おきに10a当たり20mm程度行う。
日中を避け,気温の下がった早朝あるいは夕方に行う。
(2)水量が少ない場合は,細根の多い株元等を狙って,スポット(部分)かん水を行う。
(スポットかん水の目安:1樹当たり25リットル×1~2カ所程度)
更に水量が少ない場合は,夕方500リットル/10a程度の葉水かん水を行う。
(3)着色が遅延することに伴い収穫時期が遅れ,果実が過熟とならないように適期収穫に努める。
(4)高温により果実の日焼けが発生しやすいほ場においては、各種資材による遮光等の対策を取る。
(5)草刈りと敷草により地温の上昇や土壌水分の蒸散を防ぐ。
(6)高温乾燥はミカンサビダニが発生する恐れがあるので,早期防除に努める。

4.花き
(1)中山間の傾斜畑等でかん水用の水が不足している地域では,刈草などでマルチングを行い,土壌の乾燥を防ぐ。
(2)かん水用の水が確保できる地域では,日中のかん水をさけ,早朝または夕方に行う。
(3)キク等では老化した不要な下葉やわき芽等を早めに除去する。
(4)遮光が可能な品目・圃場については,品目に応じた資材を用いて遮光を行い,気温・葉温の低下に努める。
また,ハウスサイド等をできるだけ開放したり,遮光するなどして,施設内の高温防止に努める。
(5)ハダニ,アザミウマ類等が発生しやすいので早期防除に努める。

5.家畜
(1)密飼いを避けるとともに,清浄な水を切らさないようにする。
(2)畜舎は,風通しを良くする。ヨシズや寒冷紗等で直接日光をさえぎるとともに,扇風機,ポリダクト等を設置し,換気送風に努める。

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