中晩生の品種は糊熟期~黄熟期を迎えています。
調査期間を通しての状況をグラフで示しました。
現在ほ場内では、成虫の姿が少なくなり、幼虫が散見される状況です。
近年、イネカメムシの発生が拡大傾向にあります。イネカメムシは斑点米カメムシ類という害虫類に分類され、イネの穂を吸汁加害することで玄米が変色し、斑点米となる被害や、不稔となり実がつかないといった被害が発生します。これらの影響で、イネカメムシが発生したほ場では、大幅な減収となったり、等級が下がるなどの被害が起こる可能性が高くなります。
また、徳島県では、8月2日に県西部及び県東部、普通期水稲の斑点米カメムシ類(アカスジカスミカメ、アカヒゲホソミドリカスミカメ、クモヘリカメムシ、ホソハリカメムシ等)について注意報を発令しています。
上記の注意報等の発生予察については、以下のリンクにて確認することができます。