5月に若竹から採取した竹水を石鹸の素地に練り込み、竹水入り石けんづくりを行いました。
竹水とは、4月~5月に成長期を迎えた若竹のみから採取できる貴重な水のことです。肌の老化を防ぐ抗酸化作用のあるポリフェノール、肌の健康維持に欠かせないビタミンB群などが含まれており、美容製品として話題性が見込まれる商品です。学校で作った「竹水石けん」を配布したり販売するためには、「化粧品製造販売業許可」が必要なため、商品化することはできませんが、自作した物を使うことはできるので、竹の新たな活用方法として新商品の開発を行うことができました。また、沈殿藍や農場で栽培した藍の葉を乾燥させて粉末状に砕いたものを練り込むなど、バリエーションを増やす工夫もできました。