商品を選ぶとき、何を目安にするといいでしょう? マークや取組から商品の背景を学んで、選択に役立てましょう。
環境汚染やエサとなる魚資源また労働条件や地域との関わりなど、環境と社会に配慮した責任ある養殖により生産された水産物の印としてASCロゴを貼付し、マーケットや消費者の方に届けるためのものです。
水産資源と環境に配慮し適切に管理された、持続可能な漁業で獲られた天然の水産物の証です。MSC「海のエコラベル」が付いた製品を選ぶことが、海と魚を守ることにつながります。
将来の世代にわたって最適利用ができるよう資源と生態系の保全に積極的に取り組んでいる漁業や養殖業を認証しています。漁師など、生産者が適切な水揚げ量を守ったり、養殖での環境保全など、生態系と持続可能性に配慮して捕った、あるいは養殖した魚である証です。
「生産」から「廃棄」にわたるライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品につけられる環境ラベルです。
間伐材マーク(かんばつざいマーク)とは、間伐や間伐材利用の重要性等をPRし、間伐材を用いた製品を表示する間伐材マークの適切な使用を通じて、間伐推進の普及啓発及び間伐材の利用促進と消費者の製品選択に資するものです。
県産材の利用を推進することは、水源の涵養や土砂災害防止などの森林の持つ公益的機能の発揮や、地球温暖化の防止、林業を始めとする中山間地域の活性化につながります。そして、伐採、利用、植林、保育という循環利用が行われることで、森林は健全な状態に保たれます。
竹が生活の中で使われなくなり、竹林が放置されて竹害となっています。竹林の間伐材で紙を作ることで、里山が守られます。
廃棄されていたバナナの茎から繊維をとり出して作られた紙です。バナナの茎は、通常の樹木の「10~30倍以上」のスピードで成長するため木を切らず、森やそこに住む生き物が守られます。また、雇用が生まれ、貧困をなくすことにもつながります。
廃棄となるものを再利用することで、環境への負荷を少なくする。
再生資源として利用することを目的として、分別回収(類似の物品と分別して回収することをいう)するための表示です。
市民が回収した牛乳パックを原料にして作られた商品についている全国統一のマークです。
環境にやさしい鉄道貨物輸送に取り組んでいる企業や商品であると認定された場合にその商品につけられる環境ラベルです。鉄道貨物輸送は、トラック輸送に比べ二酸化炭素排出量が約11分の1と、環境負荷の少ない、環境にやさしい輸送手段です。
プラスチック製買物袋の有料化によりマイバッグを買物に利用する人が増えています。本当に必要なものについて考え、ライフスタイルを見直すきっかけになっています。
低消費電力、長寿命、小型であるため数多くの電子機器に利用されています。特に、携帯電話のボタン照明などその特性をフルに活かして採用されているといえます。機器の動作モードによって色を変えることができるなど、機器の小型化に貢献しています。
規格外の商品を購入することで商品の廃棄を減らし、食品ロス削減につながる。
消費期限や賞味期限が近づいている商品を購入することで、商品の廃棄を減らし、食品ロスの削減につながります。
買い物に出かける前に冷蔵庫の中などの在庫を確認しましょう。「安いから」という理由で安易に買いすぎる前に、食べきれるかを確認しましょう。
FSC認証は持続可能で永続する森林のため、環境、社会、経済の便益に適い、きちんと管理された森林からの製品を目に見える形で消費者に届け、それにより経済的利益を生産者に還元する仕組みです。認証された管理体制で取り扱っている製品にラベルが付いています。
「Rマーク」は、再生紙の利用促進・普及啓発を図るため、古紙パルプがどのくらい配合されているのかが一目で判るようにしたもので 古紙パルプ配合率を示す自主的なマークです。
古紙を原料に利用した製品であることを識別できる目印として制定されたマークです。原則として40%以上原料に利用した製品(トイレットペーパーは100%、新聞紙・コピー用紙は50%以上)に付けられます。
レインフォレスト・アライアンスマークは、人と自然にとってより良い未来を表しています。レインフォレスト・アライアンス認証[ブランド/製品]を選ぶことで、天然資源と自らの農場の労働者を見守る生産者を支えているという確信を持っていただけます。
パーム油のためのアプラヤシ農園開発による熱帯林破壊の問題解決のため、持続可能なパーム油の調達への取組が検討されています。持続可能な生産を行っているパーム農園や搾油工場、また、それによって生産されたパーム油を使用する製品の認証です。
主にコスメや、シャンプー、コンディショナー、洗剤類などの開発や製造にあたり、動物実験をしていないことを示しています。
農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないで、自然界の力で生産された食品を表しており、農産物、加工食品、飼料および畜産物に付けられています。
GAPとは「Good Agricultural Practice」の頭文字を取ったもので、「農業生産工程管理」と訳されます。とくしま安2GAP認証は、徳島県が農作物や農場の生産・品質管理体制や生産履歴等を検査・認定しする制度です。認証マークは、認証審査に合格した農場やその農場から出荷された認証農産物に付いています。
徳島県鳴門市では、レンコン圃場がコウノトリの餌場となるため、野生動物が生息できる環境を整えることを優先課題として、コウノトリとの共生を進めています。農業振興と地域活性化を目的にした、環境にやさしい取り組みから生産される農産物の認証です。
地域活性化につながる。収穫から店頭に並ぶまでの時間が短く、味・栄養素が保たれている。また、輸送のためのエネルギーや二酸化炭素の排出を削減し、地球環境を守ることにつながる。
徳島県の誇る「藍」の生産振興と利用拡大を推進しています。地域の伝統と産業を守ることにつながります。
「伝統マーク」とは、伝統的工芸品の表示、その他の宣伝について統一イメージで消費者にアピールするために定められた、伝統的工芸品のシンボルマークです。経済産業大臣の指定を受けた伝統的工芸品産業全体で使用することとしています。伝統マークは、伝統の「伝」の字と日本の心を表す赤丸を組み合わせたものです。
江戸時代のものであり、県内では昭和半ばまで使用されていました。
近年はそれを復活させる活動が行われ、食事サービスに使用するイベントが行われています。
世界農業遺産は、世界的に重要かつ伝統的な農林水産業を営む地域(農林水産業システム)を、国際連合食糧農業機関(FAO)が認定する制度です。
農林水産省では、被災地産食品を積極的に消費することによって、産地の活力再生を通じた被災地の復興を応援するため、多様な関係者間で一体感を醸成できるよう、共通のキャッチフレーズ「食べて応援しよう!」の利用を呼びかけています。
原料から最終製品までの履歴を確認し、その商品がオーガニック繊維製品であることを証明するマークです。
有機栽培栽培(化学肥料や農薬を使わずに育てた)のコットン、ウール、麻、絹などの原料から、環境・社会面に配慮した方法で作られた繊維製品に付けられます。
・農地の土壌が化学物質によって汚染されない
・土壌の生態系を壊さない
・農地排水による水質汚染が起きない
・農家の方の健康被害が起きない
・工場の労働者の健康被害が起きない などのメリットがあります。
毎日のお買物で学校給食を支援できる、レッドカップキャンペーン。国連WFPが給食を入れる容器として使っている赤いカップを目印に、 レッドカップキャンペーンに賛同する企業からキャンペーンマークのついた商品が発売されています。対象商品を購入すると、その売り上げの一部が企業から寄付されます。
毎日のお買物でファミリーサポートセンターを支援できます。
あわみらい創生社が作成した30円の寄付シールです。エシカルシール付きの商品を購入すると、30円が阿波市ファミリサポートセンターへ寄付されます。
awanowaブランドとは、就労支援施設等で働く利用者の工賃を上げるため 「とくしま障がい者就労支援協議会」が中心となり、専門家の指導と協力を仰ぎながら、 ブランド価値の規定や、方針・計画・戦略等を調査・研究し、統一したブランド戦略を策定し、各施設・事業所間の意識の共有化を図り、工賃向上に向けて取り組んでいるブランドです。
JASマークを付けて出荷される農産物の生産行程(システム)の中に農福連携の概念を取り入れつつ、障がい者が携わった農産物である認証を受けた生鮮食品や加工食品につけられます。
通常の事業所に雇用されることが困難な障がい者につき、就労の機会を提供するとともに、生産活動その他の活動の機会の提供を通じて、その知識及び能力の向上のために作成している商品です。
GAPとは「Good Agricultural Practice」の頭文字を取ったもので、「農業生産工程管理」と訳されます。GAP認証は、食品安全、家畜衛生、環境保全、労働安全、人権・福祉、アニマルウェルフェア等に配慮した「農場管理の良し悪し」を「見える化」する認証制度です。認証マークは、認証審査に合格した農場やその農場から出荷された認証農産物に付いています。
フードバンクとは、まだ食べられるのに、さまざまな理由で処分されてしまう食品を、福祉施設等に届ける活動のことです。食品を寄付することで「食品ロスの削減」につながります。また、セット売りの商品を買って、1個寄付する方法もあります。
フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。国際フェアトレード認証ラベルは、国際フェアトレード基準が守られていることを証明しています。
フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。
世界フェアトレード連盟保証ラベルは、WFTO加盟の生産団体や販売団体が原材料から生産までWFTOが定めた「フェアトレード10の指針」が守られていることを保証しています。