昇任は、経験や勤務成績等に基づく選考により行われています。
行政事務職では、原則、主事級(主事・主任主事)を10年以上経て、係長級である主任になります。その後は、経験や勤務成績等に応じて昇任します。
主事ー主任主事ー主任ー係長ー課長補佐ー副課長ー課長ー副部長ー部長
本県では、事務と技術の職種の垣根を越えた交流による職域の拡大を推進しており、職種に関わらず、知識・経験・能力を活かした部長職をはじめとする様々な活躍の場が広がっています。
「総合土木」職 → 本県の政策の要である「政策創造部長」に登用
「獣医師」職 → 本県西部圏域における総合的施策の企画立案等を行う「西部総合県民局副局長」に登用
種類 | 内容 |
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新規採用職員研修 | 地方自治制度をはじめ、地方公務員制度や文書事務、接客マナーなどについて、県職員等に必要な知識を身につけます。 最近では、南海トラフ巨大地震や地域振興に即応できる人材を育成するため、消防学校入校、防災士資格取得講座、NPO体験などが研修メニューに組み込まれています。(平成29年度実績) |
単位研修 | 教養、実務能力、政策形成能力、マネジメント能力等の向上を図るため、「行政法入門講座」、「政策形成基礎講座」、「情報分析・読解・発信講座」など、職員が各自の職務内容や特性に応じて受講する研修です。 |
合同研修(階層別研修) | 係長級、課長補佐級といった階層ごとに研修を行い、役職に応じた資質の向上を図っています。 |
長期派遣研修制度 | 国内外の政府機関や民間企業への長期派遣研修制度。さまざまな分野での経験を積むことで、幅広い視点から,また国際化の時代にも対応した職員の養成を行っています。 |
その他 | 自治大学校e-ラーニング制度 等 |
知事部局では、職場の身近な先輩が、新人職員(新規採用から3年未満の職員)に対し、職場生活の相談をはじめ、職場のマナーやルールなどの基本的なビジネススキルの習得等に必要な指導・助言を行うことにより、新人職員の県職員としての自覚を促し、職場への円滑な適応や職務遂行能力の早期習得を図っています。
この制度の活用により、新人職員は、早期に職場にとけ込むことができるようになるとともに、自身が抱える様々な悩みを相談できる良き相談相手ができ、社会人生活を円滑にスタートできる環境が整っています。