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新規採用職員座談会

様々な分野で日々頑張っている1年目の職員4名に、入庁した決め手や就職後に感じたギャップ、仕事のやりがい、志望者へのメッセージなど、現場目線での素直な思いを語ってもらいました。

1.徳島県庁を選んだ理由は?

写真:出葉さん(管理栄養士)

出葉さん:これまでずっと徳島で過ごしてきたので、なんとなく県外を中心に就職活動を行っていました。しかし、新型コロナウイルス感染症により県外での就職活動が思うように進まず、一旦立ち止まって自分が本当にしたいことを見つめ直しました。徳島県は、生活習慣病の死亡率が高いという健康課題があります。そこで、「大切な地元・徳島県の健康増進に貢献すること」に軸足を置くこととし、「県庁で働く」という選択肢ができました。実際に働いてみて、県民一人ひとりの健康意識の向上や医療との連携、行政からの情報発信、患者に寄り添う栄養指導など様々な方法でのアプローチができる職場だと実感しています

橋本さん:徳島県は、今後30年以内に南海トラフ地震によって甚大な被害を受ける可能性が高いと言われています。近年では、台風などの自然災害も問題になっています。災害発生時に、これまで学んできた土木の知識を少しでも県民や災害復旧のために役立てたいと思い志望しました。特に、徳島県民のために働くことを考えたとき、県全体を見渡しながら様々な施策を展開できる点が魅力的に映りました。

島田さん:大学4年間を北九州市で過ごし、地元徳島県の良さを再認識しました。徳島県には県外に誇れる、素晴らし観光名所や文化がありますが、あまり知られていません。自分の県を誇りをもって紹介したいと思い徳島県庁を志望しました。

徳永さん:学生の頃から、生まれ育った徳島県に貢献できるような仕事をしたいと思っていました。それを最も実感できるのは公務員だと確信し、大学3年時に、県のインターンシップに参加し、実際の仕事の流れを教えてもらいました。そのとき、たまたま大学のゼミの先輩が対応してくれ、県庁のいろいろな話を聞くことができました。県庁が、いろんな角度から徳島県に貢献することができる場所であることを実感し、徳島県庁を志望しました。

2.仕事のやりがいは?

写真:橋本さん(総合土木)

橋本さん:県民の安心安全を守るために、限られた予算の中で、過去の交通事故の状況などを確認しながら、歩道の設置や道路の修繕などに取り組んでいます。自分の仕事が形になったときに、県民のために働いていることを実感し、県の道路整備行政の一端を担っているんだなと感じています。

島田さん:生活に困窮している方が、就労して生計維持ができるようになったときや、ケースに寄り添い、生活基盤の確立に向けた後押しができたときなど、本当に困っている人の支援を直接的に行うことができ、やりがいを感じています。

出葉さん:小学校へ出前教室に行って、野菜摂取量のアップや糖尿病の怖さ、C O P D対策などについて教えています。子供たちが真剣に話を聞き、将来の健康について考えている姿を見ると、自分の仕事は役に立っているんだなと実感します。
※C O P Dとは、たばこの煙などの有害物質が原因で肺が炎症を起こし、息切れや長く続く咳、痰を特徴とする病気のこと。

徳永さん:市町村からヒアリングして国に対し状況報告を行ったり、県として市町村に対し助言を行っています。最初は、不安でいっぱいでしたが、尊敬する上司や前任者が支えてくれ、県職員としての責任を全うでき、「社会人として立派にやっているぞ」というところに、やりがいを感じます。
 

3.働いてみて意外だったことは?

写真:島田さん(行政事務)

徳永さん:一年目から、主担当として仕事を任せてもらえることです。最初は不安でしたが、上司や先輩が、私自身の考えや意見を聞いた上で、的確なアドバイスをしてくれるので、とても働きやすい環境で仕事に取り組んでいます。慣れてくると自分のペースで仕事を進めることができるので、休みも取得しやすいです。

出葉さん:保健所や病院だけではなく、管理栄養士が幅広い分野の所属で活躍していることです。新型コロナウイルスの対応を行っている所属や保育支援を行っている所属にも配属されていたと聞き、仕事のフィールドが大きいんだなと思いました。

島田さん:入庁前は、ピリピリした職場ではないかと思っていましたが、上司や先輩とのコミュニケーションが取りやすかったので驚きました。あと、想像以上に専門的な知識が必要な仕事で、入庁当初は電話の内容や書類の意味が全く分からず四苦八苦しました。現在は、上司や先輩の指導もあり、順調に業務をこなせるようになりつつあります。

橋本さん:庁内放送で毎日、音楽が流れること(笑)。お堅いイメージだったので、始業開始の合図や、夜になると哀愁漂う「すだちの想い出」という曲が流れることに、毎回、笑ってしまいます。

4.今後チャレンジしたいことは?

写真:徳永さん(行政事務)

出葉さん:色んな分野の仕事を経験したくさんの知識を蓄え、早く一人前になって、徳島県民の健康づくりに向けて、新しい施策を立案したり、積極的に動けるような人になりたいです。

島田さん:新規採用職員研修の中で、県西部の観光振興について実地研修をしました。新たな発見が多くあり、こうしたことを県内外に発信し、もっともっと多くの方に訪れてもらいたいと強く思いました。今後は、そういう仕事ができる部署で働いてみたいと思っています。

橋本さん:今は、工事の予算管理が主な仕事であるため、現場を担当して業者の方とやり取りしながら、道路や橋梁などを完成させてみたいです。

徳永さん:現状に満足することなく、さまざまな分野に関する知識を身につけることです。大学生の頃に地方創生やまちづくりに関することを勉強しており、観光や地域活性化に関する業務に携わりたいと考えていました。しかし、実際に働き始めてからは、関心のある分野だけでなく、さまざまな分野の知識を身につけ、幅広い視点から物事を考えられるような職員になりたいと思うようになりました。

5.未来の県庁職員へメッセージを!

徳永さん:自分の行ったことが徳島県の活性化に繋がる。これこそが県職員の最大の魅力であり、やりがいだと思います。「こういう仕事がしたい」という意志や目標をもって頑張ってください。

島田さん:試験勉強や面接対策等で大変だと思いますが、健康を第一にモチベーションを保ち頑張ってください。努力した経験は、自分の強みなります!

橋本さん:民間志望者が、どんどん内定を勝ち取り、焦ってくると思います。周りに流されず、努力を続けることが大切です。精一杯悔いの無いように頑張ってください。

出葉さん:仕事は大変なこともありますが、それ以上に色んな仕事に携わり、新しい発見もあります。自分の成長を感じて、とても充実しています。みなさんも是非、徳島県庁へ!

徳島県職員・警察官採用案内パンフレットについて

令和4年度徳島県職員・警察官採用案内パンフレットを掲載しています。

相談会に参加される方は、採用試験や仕事の内容を確認する際の参考としてください。