70代以上
最近県がマリンピア沖洲の周辺水域を埋め立てるとの発表があったのでお尋ねします。
1.新年度から測量や地質調査を行うとのことですが生物環境や生態への影響、漁業権の問題等の検討、根回しはされているんですか?
2.予算的にはどうなんですか? 工事工期や埋め立て深さ、施工条件等で大きく変動すると思いますが。マリンピア沖洲の経験値で想定しているのでしょうか?
3.津田海岸地区とか小松島・赤石地区方面には埋め立て地でかなりの空き地が存在します。それらの整備・活用は考えないんですか? マリンピア沖洲にも太陽光発電所になっている土地があるが、これは売却できなかった空き地の暫定活用ではないですか?
4.津田ICのランプ部発注図面を見ると杭の支持地盤は相当深い(GL-70mとか、ヘドロがあると必ずしも海底面ではないが)。埋め立てに必要な土量は相当なものと推測される。また液状化対策も必要な地層だとか(県の過去の報告に記述がある)。沖縄でも基地築造で相当予算を追加している。
土砂や建設残土、ガラ等の見通しはあるんですか? 現在の残土等の処分地はあと何年程度利用できる状態か、また年間に発生するそれらの量はどの程度なのか把握していますか? 埋め立てに必要な土量が不足していて地山の掘削が必要とかとなるとダブルで自然破壊(山と海と)になるかもしれないです。
5.マリンピア沖洲の埋め立て完了から現在までに地盤沈下がどれくらいあって今後の見込みはどうか、等状況の開示をお願いします。
【県土整備部からの回答】
徳島小松島港沖洲(外)地区整備事業について、御意見をいただきありがとうございます。
マリンピア沖洲周辺においては、徳島南部自動車道の徳島沖洲インターチェンジ開通後、土地価格が上昇し続けており、用地需要の更なる高まりが予想されております。
こうした中、マリンピア沖洲産業団地では、廃棄物最終処分場跡地の制約上、太陽光発電に活用している土地を含め、余すこと無く利用されていることから、地域産業の活性化や港湾利用の増加を図るため、埋立による新たな土地造成を検討しております。
今後、用地需要を調査するとともに、地形測量や地質調査などを実施し、事業の規模や内容等の検討を進める予定としております。
※回答文については、提言者にお返事した際の内容を掲載しております。その後の事情変更により、現在の状況と異なる場合がありますので、詳しくは担当課までお問い合わせください。
港湾政策課 整備担当
電話番号:088-621-2660
ファクシミリ:088-621-2875
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