産業振興について

70代以上

現在我が国においては多額の補助金を提供して半導体工場の誘致に尽力している。典型的なのは熊本県へのTSMCの誘致である。こうした半導体関連の企業誘致は熊本県に続いて北海道へのラピダスの進出、三重県でキオクシアとウェスタンデジタルの合弁工場、広島県でマイクロンテクノロジーの設備投資と活発に続いており、さらに半導体関連企業がこうした動きに併せて工場建設や設備投資を行い産業集積が進んでいる。国としては産業の重大な転換点達している。また半導体関連産業は今地域振興の大きなチャンスとなっているが、徳島県においては全くこれに関連した動きがみられない。このチャンスをただ手をこまねいているだけなのだろうか。県として強く対応が求めれていると考えるが、説明をお願いしたい。

【商工労働観光部からの回答】
 

　この度は、貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。
 

　県ではこれまで、全国トップクラスの充実した支援制度と、市町村との緊密な連携のもと、経済波及効果が大きく多数の雇用が期待される「ものづくり産業」の集積を図っており、特に、LEDや半導体などの「電子部品」や「蓄電池」等を成長分野に指定し、戦略的に企業誘致を展開してまいりました。

　その結果、半導体と並び、国が経済安全保障上、特に重要と認める「特定重要物資」に該当する蓄電池の生産工場が松茂町に立地を決定し、令和4年に車載用蓄電池の生産を開始したところです。

　今後も、企業や人の流れを県内への立地につなげられるよう引き続きしっかりと取り組んでまいります。

企業支援課 立地推進担当
電話番号：088-621-2306
ファクシミリ：088-621-2853
メールアドレス：kigyoushienka@pref.tokushima.jp