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県民目安箱

県内の歩車道分離について

ご意見

40代 

私は、大阪府内にも自宅を持っているので県内の出身地と移動する「関係人口」の一人です。大阪~神戸~徳島と車で頻繁に移動するため、地域の違いが判るのですが、徳島県の道路整備は無駄な投資が多く、公共工事費が無駄に掛かり過ぎていると感じます。
1.縁石についてですが、大阪市内、神戸市内のように駐車違反がほとんどないため、基本的に不要です。逆に縁石を取り付けることによって、県道沿いでお店に入りにくいとか、夜間照明がないことから「乗り上げ事故」をするとか危険性を高めてしまっています。たまに県道の舗装直しをされていますが、その際に古い縁石を撤去してしまうだけでずいぶんと車両通行もしやすくなるところが多々あります。
2.歩道のオーバーレイも不要です。車道とレベルを合わせれば自転車で歩道を走る際、走りやすくて車道を走られるよりも逆に事故の抑止になります。あと、お年寄りの方は少々の段差でも転倒しますので、オーバーレイで歩道に高低差が生じると大変に危険です。
3.ガードパイプやガードレールが、取り付けられていないと危険では?!感じるところには逆に取り付けられていません。
舗装直しの際でも道路の危険性は現場を見れば十分予見できるはずなので、施工着手前に警察協議も含めて、現場一つ一つを丁寧に事前調査して改良する必要があると考えます。

公金を投入して道路を改良しますから、毎年3月に予算消化のように道路工事を何も考えずするのでは、私を含めて県民の皆さんが苦労して納税した「血税」が泣きます。いい加減な予算執行がいつまでもできるほど国自体にも余裕はありませんから、きめ細かく「最小限執行で最大の効果」を上げることを主眼に、公金投入はお願いします。

回答

【県土整備部からの回答】
 

 この度は御意見をいただき、ありがとうございます。

いただいた御意見につきまして回答いたします。
 

縁石については、物理的に車道部と歩道部を分離し、車両の路外逸脱から歩行者等の安全を確保するために必要な施設と考えています。

車両の乗り入れのため部分的に縁石を切り下げている箇所について、夜間等に乗り上げ事故が予想される場合は、蛍光ポールを設置するなど、危険性を除去できるよう務めているところです。
 

歩道のマウントアップについては、車両乗り入れ部が連続する箇所で波打ち歩道となり、通行時の快適性が損なわれることから、新しく計画される道路では、主に、段差の少ないセミフラット形式を適用しています。また、既存のマウントアップ形式で切り下げた場合、歩道に高低差が生じることから、沿線の開発状況等を考慮し、今後、改善してまいりたいと考えています。
 

防護柵(ガードパイプ・ガードレール)については、車両の道路外への逸脱や転落の防止を目的とし、崖や擁壁、海や川などに接近し、必要と認められる区間、または、沿道の土地開発によって必要が生じた場合、地権者とも調整の上、順次設置を行っており、事故が多発する道路、もしくは、多発する恐れがある道路については、警察との協議により設置箇所を決定しております。
 

今後とも、安全・安心かつ快適な道路環境の確保に取り組むとともに、予算の効率的な執行に努めてまいりますので、御理解・御協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。


※回答文については、提言者にお返事した際の内容を掲載しております。その後の事情変更により、現在の状況と異なる場合がありますので、詳しくは担当課までお問い合わせください。

この件に関するお問い合わせ

道路整備課 強靱化・安全対策担当
電話番号:088-621-2558
ファクシミリ:088-621-2867
メールアドレス:douroseibika@pref.tokushima.jp

お問い合わせ
生活環境部 県民ふれあい課 広報・広聴担当
電話番号:088-621-2095
FAX番号:088-621-2862
メールアドレス:kenminfureaika@pref.tokushima.lg.jp