30代
台湾の現代人形劇ピーリー・プー・タイシーが大人気です。国内では少なくとも西日本では徳島は人形浄瑠璃を通じ大変盛んです。
台湾の人形劇との交流や共同作品の創作、そして世界中の人形劇の発表の場を徳島県下の様々なホールや映画館で実施すべきです。
【未来創生文化部からの回答】
この度は、御意見をいただきありがとうございます。
投稿者様の御意見にありました「台湾人形劇」においては、200年以上の歴史を持ち、時代とともに進化をしながら、愛され続けている芸能であると認識しております。
「阿波人形浄瑠璃」については、江戸から明治、昭和初期にかけて永年に渡り徳島で盛んに上演され、現在でも活動する人形座の数、人形浄瑠璃を上演するための農村舞台の数はともに全国1位であり、本県が世界に誇る伝統文化となっております。
近年、地域の営みを背景に持つ、芸術性の高い伝統文化として、「阿波人形浄瑠璃」に対する県外、海外からの評価が高まっているところであり、フランス・パリで開催された文化イベントにおいては、ユネスコ本部で県内の人形座による阿波人形浄瑠璃の公演や、デジタル化した「襖からくり」を披露したほか、在日ルーマニア大使館では、招かれた各国の大使らに、公演や人形遣い体験を堪能いただきました。令和4年12月にはドイツ・ニーダーザクセン州との友好提携15周年にあわせて、現地で阿波人形浄瑠璃の公演や阿波おどりが披露され「あわ文化」の奥深さや豊かさを、多くの来場者に感じていただいたところです。
開幕まで2年となった2025年大阪・関西万博は、本県も参画する一大国際イベントであり、世界各国の方々が日本を訪れ、日本文化を通じた交流が図られるものと考えております。この絶好の機会を逃さず、阿波人形浄瑠璃をはじめとした多彩なあわ文化の魅力を発信し、世界の国々との文化交流が図れるよう、取り組みを行ってまいりますので、今後とも御理解と御協力をお願いいたします。
※回答文については、提言者にお返事した際の内容を掲載しております。その後の事情変更により、現在の状況と異なる場合がありますので、詳しくは担当課までお問い合わせください。
文化・未来創造課 文化創造担当
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