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県民目安箱

海外クルーズ船に実は人気の徳島小松島港

ご意見

30代

2019年のクルーズ情報サイトで世界のクルーズ船寄港地ランキングで青森港が4位、徳島小松島港は函館港と並び23位と国内では第2位の人気となりました。
一方で寄港実績は徳島は少なく、どうしても春と夏の阿波踊りシーズンに偏りがちです。徳島の様に宿泊施設が少ないエリアではクルーズ船による観光客は非常に有効です。港にはほとんど施設のない徳島がランキングに上がるのはやはり阿波踊りでのお出迎えなどのおもてなしだと思われます。
このおもてなしに磨きをかけるべく寄港情報を県内で共有し、寄港場では阿波踊りだけでなく着付体験やお茶の席、キッチンカーの誘致・特産品や土産物が買えるブース等でクルーズ客(必ずしも上陸して県内で観光するとは限らない)が港でも楽しめるようにすべきです。またクルーズ船寄港のタイミングに中心市街地で開かれる徳島マルシェやマチアソビが開催されれば(或はイベントのタイミングで寄港を誘致)中心市街地にも誘客が見込めます。
そして徳島駅から発着の吉野川トロッコ列車体験も喜ばれますし、春の桜、秋の紅葉、冬の雪等も海外のお客さんには喜ばれます。
ぜひご検討ください。

回答

【県土整備部からの回答】
 

 この度は、貴重な御提案をいただきまして、ありがとうございます。

クルーズ船の寄港につきましては、県内の「観光・運輸業・飲食業」への経済効果が期待され、「港を通じた地域振興」に大きな効果があることから、県では、寄港地自治体との連携のもと、船会社への「ポートセールス」や寄港時の「おもてなしの充実」により、クルーズ船の誘致に取り組んでいるところです。

外国クルーズ船寄港時には、岸壁に「おもてなしブース」を設営して特産品などの物産販売だけでなく、県「あわふうど号」による県産食品の試食PRや和楽器演奏、お遍路衣装着付けなどの文化体験を通して、クルーズ客に徳島県の魅力を味わっていただけるよう工夫を凝らしております。
また、阿波おどりや和太鼓等の演奏によるお出迎えやお見送りは大変好評で、特に海外客から高い評価をいただいております。

御提案いただいたとおり、本県には阿波おどりシーズン以外でも、十分に楽しんでいただける観光資源がたくさんございます。
これらの魅力を最大限に活用して四季を通じた寄港につなげるため、県では寄港岸壁発着の観光モデルコースを作成して、船会社や旅行会社などに多言語で発信しているところです。
御提案の県内地域のお祭りやローカルイベントの開催情報も「新しい徳島の魅力」として、合わせて発信してまいります。
今後とも、市町村や受入関係者と連携を図りながら、魅力ある寄港地情報を広く発信するとともに、寄港時のおもてなしのさらなる充実を図ることで、クルーズ船誘致と地域振興にしっかりと取り組んでまいります。


※回答文については、提言者にお返事した際の内容を掲載しております。その後の事情変更により、現在の状況と異なる場合がありますので、詳しくは担当課までお問い合わせください。

この件に関するお問い合わせ

運輸政策課 港にぎわい振興室 振興担当
電話番号:088-621-2585
ファクシミリ:088-621-2875
メールアドレス:unyuseisakuka@pref.tokushima.jp

お問い合わせ
生活環境部 県民ふれあい課 広報・広聴担当
電話番号:088-621-2095
FAX番号:088-621-2862
メールアドレス:kenminfureaika@pref.tokushima.lg.jp