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県民目安箱

東部防災館の周辺環境について

ご意見

70代以上

この建物は新聞社の印刷センターが移転した後を譲り受け、改修したものだと聞いています。移転の理由は確認できていないが、自分が思うには立地上の問題が想起されます。マリンピア沖洲は埋め立て地で県の資料でも地震時の液状化は極めて大となっています。この建物に杭は施工されていますか?周辺の施設や道路、橋は液状化対策進んでいますか?海に近いですが護岸の高さは十分ですか?先日NHKの番組で徳島市でも津波高さは6.3mと説明していました。東京都では温暖化による高潮対策で既存防潮堤のかさ上げを実施するとの発表がありました。なぜこんな海の近くに防災拠点を造るのかよくわからないです。屋上に防災ヘリ用のヘリポートができるようですが、屋上に出る階段室の塔屋があります。県の地域防災計画では地表面でのヘリポートの着陸帯の大きさや障害物の規制距離が決められています。建物等の屋上でも同様の条件かと推測しますが問題ないですか?海側の隣接地はスクラップ処分を行う場所のようですが、大津波の際にはこれが押し寄せてくるのではないですか?今日3月11日につき、思いをめぐらしたところです。
なお、平常時はスポーツ施設として活用するとのことで、県民の健康増進には好ましいことです。福祉センターの代替でしょうか?問題はトイレや更衣設備の数です、屋上はもともと何もない階です、仮設トイレとか置くのでしょうか?この地域には医療施設は無いようです。

回答

【危機管理環境部からの回答】
 

 東部防災館について、御意見をいただきありがとうございます。
 

東部防災館は、徳島南部・自動車道の「徳島・沖洲IC」やマリンピア沖洲の「耐震強化岸壁」に近接した「交通結節点」に位置する地理的優位性等に着目した、災害時の「広域物資輸送拠点」機能と平時の「にぎわい拠点」機能を持つリバーシブルな施設として整備を進めております。
 

東部防災館のあるマリンピア沖洲は、震度7の揺れ、最大1~2メートルの浸水や液状化が想定されていることから、建物は、地中50m以上の深さまで基礎杭を打設するなど液状化対策を施した耐震構造となっており、さらに、防水扉などを設置し、南海トラフ巨大地震が発生しても広域物資輸送拠点として機能するよう整備しております。

また、周辺道路の啓開体制の構築や安全基準を満たしたヘリポートなどにより、災害時における陸海空の円滑な輸送手段の確保に努めることとしております。
 

一方、平時には、アミコビルに移転した青少年センターと併せ、多様なスポーツ環境を提供するとともに、子どもの自主性を育む様々な体験、学童保育施設等を有する施設として運用することとしており、トイレや更衣スペースについても利用者に十分に配慮した設計としております。
 

民間のノウハウを活かした「指定管理者制度」により運営する本施設が、災害時において県内の防災支援ネットワークのハブ機能を果たすとともに、新たに整備するスポーツ施設や子育て支援施設等が、利用者に喜ばれる施設となるよう、指定管理者とともに、しっかりと運営に取り組んでまいります。


※回答文については、提言者にお返事した際の内容を掲載しております。その後の事情変更により、現在の状況と異なる場合がありますので、詳しくは担当課までお問い合わせください。

この件に関するお問い合わせ

とくしまゼロ作戦課 事前復興室 県土強靱化担当
電話番号:088-621-2710
ファクシミリ:088-621-2987
メールアドレス:tokushimazerosakusenka@pref.tokushima.jp

お問い合わせ
生活環境部 県民ふれあい課 広報・広聴担当
電話番号:088-621-2095
FAX番号:088-621-2862
メールアドレス:kenminfureaika@pref.tokushima.lg.jp