県民全体の体力の向上策を最優先してください

70代以上 

国体総合順位が2年連続最下位、高校駅伝も目標順位に到達しない。糖尿病患者率は相変わらず等々「未知への挑戦」とくしま行動計画に掲げる目標とはいささかかけ離れた状況がみられる。こういう実情を具体的にどう改善していくのかという施策、立案が必要ではないか？
現況を見るとプロ野球を呼ぶために鳴門の既存球場の観客席を大改造する、プロ球技（バスケット用？）施設を造るとかだがこれらはスポーツの振興とはいっても県民は観る側であり、興行目的であって、県民の健康増進は二の次の思想ではないか？新ホールのためにそれまで多額の税金を投入して耐震改修、空調設備の全面的更新を行って完了した途端に福祉センターを解体したのも似たような発想ではないか？代替施設はアミコビルに設けたようだが、使い勝手はどうだろうか？天井高さは十分だろうか？利用者の評価はどうなのか？
強力な団体、組織からの要望もあるかもしれないが、まず県民全体の体力の向上を図る方策の検討と実践を要望します。
吉野川の北岸、南岸はきちんと整備したらいいジョギングコース、サイクリングコースになるが現状は車最優先です。人や自転車には危険すぎる。徳島城周辺も思い切って新ホール計画地域まで明確な遊歩道をぐるりと巡らしたらどうですか？そうすると新町川両岸にもつながって、賑わいも出てきます。

【未来創生文化部からの回答】
 

　県民全体の体力向上について御意見をいただき，ありがとうございます。

本県では，県民の皆様の体力向上を図り，健康で活力ある生活を送っていただけるよう，各種スポーツ施策を推進しております。
特に，糖尿病死亡率が全国的に高い本県では，その克服に向けた取組として県民の運動習慣化を促進する必要があると考えており，身近なスポーツであるウォーキング・サイクリングの普及促進や，総合型地域スポーツクラブへの支援を通じた，地域におけるスポーツ活動の充実等に取り組んでまいりました。その際，サイクリングの普及にあたっては，県内に26コース設定している「自転車王国公式コース」を安全・安心に走っていただくため，コース内の道路状況について調査のうえ改善を図ったところです。
また，子どもの頃からスポーツの楽しさを味わうことで，生涯にわたってスポーツに親しむ健康的な生活習慣を確立できるよう，学校体育への指導者の派遣等にも取り組んでおります。
さらに，スポーツに関心を持っていただき，参加する人を増やすためには，スポーツを観る人を増やし，気運を盛り上げる取組も必要と考えており，スポーツをする人にとっても，観る人にとっても魅力ある施設の整備を目指します。
今後とも，スポーツの持つ力を最大限活用し，県民の健康増進や体力向上はもとより，地域のにぎわい創出にもつながるような取組を進めてまいります。

スポーツ振興課 企画・生涯スポーツ担当
電話番号：088-621-2986
ファクシミリ：088-621-2819
メールアドレス：sportsshinkouka@pref.tokushima.jp