文字サイズ

やさしいブラウザ・クラウド版はこちらからご利用下さい

県民目安箱

コロナの医療体制

ご意見

40代

現在、徳島中央病院が、コロナ対応の中心になっていますが、中央病院は、「80歳以上の患者の治療拒否」の状態です。
その結果、高齢者の多い病院や、高齢者施設は、クラスターになり、他の患者に感染が拡大。働く職員の身体的、精神的負担も、大変な事になっています。
高齢者のコロナ患者の受け入れをする病院を定めるか、中央病院に対して、高齢者のコロナ患者の治療を要請するか、何れかの対策が必要ではないでしょうか?
コロナ医療体制の中心になる病院が、「高齢者のコロナ患者は死んだら良い」という考え方で運営されているのが問題なのは、素人でも分かる事ではないでしょうか?
早急に、対策をして頂きたいです。
それとも、高齢者のコロナ患者を、見殺しにしますか?

回答

【保健福祉部及び病院局からの回答】
 

 この度は,本県の新型コロナウイルス感染症対策行政及び県立中央病院の対応についてご意見をいただきありがとうございます。

 まず,現在の新型コロナウイルス感染症対策行政についてですが,「民間医療機関におけるコロナ病床確保」に向け,昨年11月に国に行った本県の「政策提言」が反映され,コロナ患者の入院を受け入れた「一般の医療機関」に対して新たに「病床確保料の支援」を行うことが可能となったところです。
先月,12月14日には,職員が県医師会に出向いて制度を説明し,「一般の医療機関」での積極的な受入れを要請する等,県内の入院受入体制の「更なる拡充」に向けた取組みを進めています。

 また,本県では,高齢者施設において,入所者が新型コロナウイルスに感染した場合は,施設内で適切に療養を行えるよう医療体制の確保を求める国の通知に則り,早期の点滴・投薬等を行う「協力医療機関」を「全ての入所施設」において確保した上で,まずは,日常生活動作(ADL)が低下しないよう,「適切な介護支援」を受けられる,「住み慣れた」施設内で療養を行っていただくこととなっています。

 一方,感染拡大に伴い,入院が必要な高齢者が増加する場合に備えて,医療提供体制を更に強化することも重要であることから,昨年8月以降,「介護が必要な高齢者の受入れ」に重点化した病床を含め,コロナ病床を「44床」増床し,最大確保病床を「307床」に拡大しています。

 高齢者がコロナ病床への入院が必要となった場合には,関係機関としっかりと連携を図り,適切に対応してまいります。

 なお,県立中央病院については,「第二種感染症指定医療機関」及び「新型コロナウイルス感染症重点医療機関」として,他の入院受入医療機関をはじめとする関係機関との調整のもと,原則,中等症以上のコロナ患者の受入れを行っているところであり,引き続き,関係機関と連携して適切な医療の提供に取り組んでまいります。


※回答文については、提言者にお返事した際の内容を掲載しております。その後の事情変更により、現在の状況と異なる場合がありますので、詳しくは担当課までお問い合わせください。

この件に関するお問い合わせ

保健福祉部 ワクチン・入院調整課 入院調整担当
電話番号:088-621-2977
ファクシミリ:088-621-2818
メールアドレス:vaccinenyuinchoseika@pref.tokushima.jp

病院局 総務課 政策調整担当
電話番号:088-621-2215
ファクシミリ:088-654-9086
メールアドレス:byouinkyokusoumuka@pref.tokushima.jp

お問い合わせ
生活環境部 県民ふれあい課 広報・広聴担当
電話番号:088-621-2095
FAX番号:088-621-2862
メールアドレス:kenminfureaika@pref.tokushima.lg.jp