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県民目安箱

魅力向上についての提案

ご意見

20代 

今年も都道府県魅力度ランキングが発表され、徳島県は41位でした。四国の他の3県は20位台の年もあり、一度も40位以下になったことがない中で、徳島県は一度を除きすべて40位台です。さらに地元住民を対象としたランキングでは最下位という始末です。
これまでも魅力を発信していたはずですし、実際、阿波踊りとマチアソビは毎年大勢の人が来るイベントです。しかし、次の新たな魅力が生み出されていると感じないですし、自然や街並みといった昔からの魅力は現状維持が精いっぱいで新鮮味がありません。このような現状で、ランキングの結果が低水準であるということは至極当然のことではないでしょうか。そこで以下3点を提案します。
・アニメ・ゲーム関連の施設やイベントの拡充、eスポーツの国内大会や世界大会の実施
マチアソビはイベントとして成功したといえるでしょう。ならば枝葉を伸ばすように規模を拡大していくことが定石ではないでしょうか。特にeスポーツ人口は拡大しており、徳島からも大会上位の常連が複数人排出されています。徳島で大会を開催することで、縁のなかった方も徳島の魅力に触れる機会を作れますし、世界に向けて生放送される中で徳島をPRすることもできます。マチアソビではeスポーツの大会が実施され、知事賞もありました。国内大会も世界大会も同じです。
・集客施設の鉄道駅隣接
上記の大会が実施可能な施設や来客の多い施設が異なる駅に隣接している場合、相互移動に便利な鉄道の利用者が増えます。観光客だけでなく地元住民にとっても都合がよく、車社会の徳島で鉄道路線の維持を図ることもできます。徳島市の市立図書館のアミコビルへの移転や新ホール建設同様のことを県内各地で実施し、あすたむらんどや動物園のように困難であればバスなどでの鉄道との接続をアピールすべきです。
・若年層への支援拡充
観光だけが魅力ではありません。若い世代が住みやすく、子育てもしやすいことも魅力です。徳島県は大阪兵庫の中心部まで日帰りが可能ですし、自然環境に触れることも容易ですから恵まれたポテンシャルがあります。若年層の取り込みと流出防止は県の未来を支えるうえで必要です。産まれてから産み育てるまでをしやすいよう施策とPRを行ってください。

回答

【商工労働観光部,未来創生文化部及び政策創造部からの回答】
 

 この度は,御意見をいただきありがとうございます。

“徳島をアソビ尽くす”ことをメインテーマとした,アニメ・複合型エンターテイメントイベントである「マチ★アソビ」は,平成21年度に第1回目を開催して以来,累計来場者は120万人を突破するなど,全国に誇る「徳島ならでは」のイベントとして成長・定着してきたところです。

新型コロナの影響により,令和元年秋を最後に本格開催を見送ってきた「マチ★アソビ」ですが,本年10月8日から11月6日までの間,3年ぶりに開催されており,ステージショーや展示・物販等のメインイベントが開催された10月15日・16日は,天候にも恵まれ,会場となった徳島市中心市街地が多くのアニメファンの皆様で賑わったところです。

また,オンラインが主流となる「eスポーツ」については,成長著しい分野として期待されるとともに,年齢,性別,国籍,障がいの有無に関わらず,誰もが参加できることから,SDGsの理念に通じるものとして,「にぎわい創出」や「ダイバーシティ社会」の実現に大きな可能性を秘めるものであると認識しております。

本県は,全国屈指の光ブロードバンドを有するとともに,アニメの聖地として認定を受け,全国から「のべ100万人」が来場する,地域発アニメイベント「マチ★アソビ」の開催地としての実績があり,この動きに先んじて,平成30年5月から県主催のeスポーツ体験交流イベント「eスポーツステージとくしま」をオンラインを併用し,毎年開催してまいりました。

さらに,令和元年,eスポーツが国体の文化プログラムとして初めて採用されたことに合わせ,eスポーツ徳島県代表決定戦を,全国初となる「徳島県知事杯」として創設以来,毎年実施しており,「eスポーツ」を通じた地域活性化に力を注いできたところです。本年10月に開催された栃木国体では,徳島県知事杯を勝ち抜いた代表選手が全国優勝するなど,本県のeスポーツは益々盛り上がりを見せております。

そして,本年9月17日,徳島駅前にグランドオープンした「とくぎんトモニプラザ」(徳島県青少年センター)に,都道府県設置として全国初となる「eスポーツの拠点施設」である「デジタルスタジオ」を新設し,オープン当日には「デジタルスタジオ」とオーストラリアをオンラインで繋ぎ,両国の学生がeスポーツの国際対戦・交流を行う記念イベントを開催したところです。

子育て支援としまして,本県では,徳島県内の子育て支援情報をまとめて紹介する「とくしまはぐくみネット」(https://www.tokushima-hagukumi.net/)を運営しており,県や県内各市町村が実施する子育て支援の施策をご覧いただけるようになっています。

さらに県では,子育て世帯の経済的負担を軽減するため,市町村と連携して,子どもが病気や怪我などにより受診した場合の医療費を助成する全国トップクラスの「子どもはぐくみ医療費助成制度」を設けるほか,第3子以降の保育料や放課後児童クラブ利用料の無料化を支援するなどしているところです。

各市町村においては,県の補助制度をベースに独自に支援対象を拡充している場合や,市町村独自の子育て支援策を実施している場合もあり,こうした支援策についても,「とくしまはぐくみネット」の中の「県内の子育て支援状況(まちチャート)」(https://www.tokushima-hagukumi.net/dantai/chart/7345.html)でご確認いただけるようになっています。

今後とも,これらの取組みを積極的に推進いたしますとともに,本県が関西広域連合の一員として参画する「大阪・関西万博」を契機に,国内外へ発信することにより,魅力度の向上にもつながるよう,しっかりと取り組んでまいります。


※回答文については、提言者にお返事した際の内容を掲載しております。その後の事情変更により、現在の状況と異なる場合がありますので、詳しくは担当課までお問い合わせください。

この件に関するお問い合わせ

商工労働観光部 にぎわいづくり課 にぎわい創出担当
電話番号:088-621-2309
ファクシミリ:088-621-2837
メールアドレス:nigiwaidukurika@pref.tokushima.jp

未来創生文化部 文化・未来創造課 プロジェクト担当
電話番号:088-621-2114
ファクシミリ:088-621-2934
メールアドレス:bunkamiraisozoka@pref.tokushima.jp

未来創生文化部 次世代育成・青少年課 次世代人材育成担当
電話番号:088-621-2730
ファクシミリ:088-621-2843
メールアドレス:jisedaiikuseiseisyounenka@pref.tokushima.jp

政策創造部 万博推進課 万博・発信戦略担当
電話番号:088-621-2364
ファクシミリ:088-621-2830
メールアドレス:bampakusuishinka@pref.tokushima.jp

お問い合わせ
生活環境部 県民ふれあい課 広報・広聴担当
電話番号:088-621-2095
FAX番号:088-621-2862
メールアドレス:kenminfureaika@pref.tokushima.lg.jp