犬猫処分車ドリーム号について

60代 

身寄りのない犬猫を殺処分するために購入された車の名前が「ドリーム号」
我が家では野良になった猫を4匹飼っています。1匹は無念にも生後数か月で命を落としました。
10日間苦しみながら息を引き取りましたが、決してドリームではありません。
一生懸命に生きようとして病院の冷たい部屋で頑張りました。その生きようとする姿に心打たれ私も家族も生き方を改めなければと思いました。
1匹1匹に大切な命であり、命に差はありません。元はと言えば人間の責任です。
致し方なく処分されていると心からそう思いたい。だとすれば、ドリーム号という名前にはならないですし、処分を名も言えない企業に委託することなどないと思います。
なにをしてくれということはありませんが、せめて名前を変えてください。そして祈ってあげてください。お願いします。

【危機管理環境部からの回答】
徳島県では，動物愛護管理センターや保健所に収容される犬や猫の頭数は減少してきておりますが，令和3年度には985頭が収容されております。
収容された犬のうち，半数以上が野外で繁殖し生息していた，いわゆる野犬であり，特に子犬の収容が400頭を超えています。
収容された犬や猫については，協力譲渡団体及びミルクボランティアの皆様の御協力もあり，561頭を譲渡することができました。
しかしながら，人と生活することなく成犬となった野犬については，人への馴化が非常に難しく，たとえ慣れた方であっても飼養することは困難です。
このため，やむを得ず犬や猫の殺処分を行っており，この時に「特殊車両」を使用しておりますが，当センターで殺処分を行った動物については，全て動物愛護思想の観点から火葬，焼骨の処理及び供養等を実施しております。
我々としても，将来的には，殺処分頭数の削減に努め，薬物による安楽死に向けて検討していきたいと思っています。
そのため，今後も，警察や市町村とも連携しながら，指導や啓発を行い，やむを得ず殺処分となる犬や猫の削減に向けて取り組んでまいります。

動物愛護管理センター 愛護管理担当
電話番号：088-636-6122 
ファクシミリ：088-636-6123
メールアドレス：doubutsuaigo@pref.tokushima.jp