徳島市役所前の新駅設置反対

30代

徳島市役所前へ新駅を作ることに反対です。
利用者の生活活動量の減少や汽車乗車時間の延長が考えられるからです。
新駅設置よりも周辺歩道整備の方が県民へのメリットは平等になると考えます。

【県土整備部からの回答】
 

　新駅に関するご意見をいただき，ありがとうございます。

ご指摘のとおり，通過される方の乗車時間は，新駅設置に伴い，これまでより少し長くなるデメリットがあります。

その一方で，新ホールへの「アクセス向上」はもとより，徳島市役所や徳島税務署，城東高等学校など，周辺公共施設への通勤・通学や訪問などの「利便性向上」，新たな鉄道利用者の創出による「公共交通への転換」が促進され，「カーボンニュートラルの実現」に繋がるなど，新駅設置には様々な効果があるものと認識しています。

これまで，徳島駅や阿波富田駅と設置予定の新駅までの距離が近いことから，「徒歩でよいのでは」との御意見を頂戴しておりますが，車椅子等を利用する身体に障がいのある方やベビーカーを利用される方にとっては，移動は決して容易でなく，とりわけ雨天時や風の強い荒天時ともなれば，尚更困難になります。

また，免許を返納された高齢者や車の運転を控えるようになった方にとっても，新駅が設置されることにより，鉄道という新たな交通手段の選択肢が増え，移動しやすい環境が整備されることとなります。

そのほか，自動車から鉄道へと利用転換した場合，駅と自宅・目的地の往来に徒歩や自転車といったアクティブな移動手段が加わり，生活活動量も確保されると同時に，新駅周辺の「交通渋滞緩和」や鉄道利用者増加による「JR牟岐線の維持存続」に寄与するなど，多くの方にメリットがあると考えておりますので，新駅設置にご理解賜りますよう，よろしくお願いします。

都市計画課 街路・鉄道高架担当
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