音楽芸術ホール新設に伴う新駅について

30代

JR四国との一定の合意をもとに新しい駅が出来る事を喜ばしく思います。
一方で先の県事業「文化の森」に付随して出来た「文化の森駅」の二の舞としてはなりません。
またJR四国側からの付帯要求としてのJR牟岐線活性化に向け、県と周辺自治体で沿線を盛り上げる取り組みが必要となります。
新駅周辺は音楽ホールのみならず徳島城公園や新東署、新裁判所、中洲市場、徳島市役所と様々なコンテンツが集積されています。
ですので新駅の設計等をJR四国に委託されたようですが、単に安いだけの駅では無く大きくなくても、でもお金をかけなくても四国で唯一の駅をつくってください。それに合わせ新駅～阿南駅までを徳島初の交通系カードでの改札システム導入を県・周辺自治体・JR四国とで行い全国からの今では主要なコンテンツ導入を実施すべきです。また既存の駅舎も同一のプレハブ駅舎化（徳島では増えていますが）を阻止し魅力ある駅舎化に向け県・周辺自治体・民間企業・近隣学校とで取り組みを行なうべきです。全国ではJR路線のバス化も含めた議論が進みつつあります。しかし、この徳島ではこれ以上の廃線を阻止しなければなりません。もはや鉄道は地域が支えなければ、当たり前の存在ではないのです。SDGsの観点、これ以上の道路整備事業の予算の抑制にも繋がります。みんなで支える機運を四国ではまずは徳島が行なっていくべきです。

【県土整備部からの回答】
 

　新駅に関するご意見をいただき，ありがとうございます。

ご指摘のとおり，新駅設置については，「新ホール」への「アクセス向上」はもとより，「徳島市役所」や「徳島中央警察署」，「裁判所」など，周辺公共施設への通勤や通学，訪問などの「利便性が向上」するとともに，新たな鉄道利用者の創出による「牟岐線の活性化」など，様々な効果があるものと考えております。

新駅については，4両編成の列車に対応した長さ約90mのホームで，整備後の管理コストを考慮し，駅舎のない無人駅をイメージしており，具体的な施設については今後，JR四国が行う詳細設計の中で決まっていくことになります。

併せて，地元徳島市において，新たな「人の流れ」や「にぎわいの場」を創出していけるよう，駅前広場をはじめ，新たな「まちづくり」へとつながる公共スペースの整備を行うこととしております。

今後とも，JR四国や徳島市と連携し，新ホールや周辺施設を利用する方にとって，「出来て良かった」と思ってもらえる駅となるよう，また，地域に欠かせない移動手段であるJR牟岐線を維持・存続するため，多くの方に御利用いただけるよう，しっかりと取り組んでまいります。

都市計画課 街路・鉄道高架担当
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