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県民目安箱

イベルメクチンの医師主導治験はどうなったか

ご意見

40代 

コロナ治療薬として期待されているイベルメクチンについて、北里大学で行われた医師主導治験が終わって半年以上が経つと思いますが、結果はまだ公表されていません。イベルメクチンは、疥癬という皮膚病に対して日本でも保険診療で使われる薬であり、発展途上国などで寄生虫予防・治療薬として30年以上の使用経験があり、安全性が高いことが知られています。現在、コロナ治療薬としても、適応外使用として保険診療で使えるそうです。しかし実際のところ「国内での治験結果が出ていない」、「メーカーが適応外使用の申請をしていないから承認できない」、「メーカーが出荷規制している」など様々な理由で使用が勧奨されることはなく、一般の診療機関では治療薬として使用できない状況が続いています。2020年5月の段階で、菅総理がイベルメクチン承認に向けて最大限の努力をすると国会答弁されました。徳島県からも、イベルメクチンの治験結果が早期に公表されるよう、国に対して支援を求めてほしいと思います。新薬やワクチンを開発したメーカーにはデメリットになるかもしれませんが、イベルメクチンの効果が確認され、一般医療機関で使えるようになれば、多くの国民にとってはメリットが大きいと思います。

回答

【保健福祉部からの回答】

 この度は御意見ありがとうございます。
御意見をいただいた抗寄生虫薬「イベルメクチン」を含め,新型コロナウイルス感染症の治療薬開発に向け,国内では,様々な候補薬の研究が進められています。
治験の結果は,その後の薬事承認申請に結びつく重要なデータとなり得ることから,それぞれの実施主体において,慎重かつ適正にデータ解析が行われ,しかるべきタイミングにて公表されるものと考えております。

※回答文については、提言者にお返事した際の内容を掲載しております。その後の事情変更により、現在の状況と異なる場合がありますので、詳しくは担当課までお問い合わせください。

この件に関するお問い合わせ

薬務課 薬事審査・監視担当
電話番号:088-621-2231
ファクシミリ:088-621-2842
メールアドレス:yakumuka@pref.tokushima.jp

お問い合わせ
生活環境部 県民ふれあい課 広報・広聴担当
電話番号:088-621-2095
FAX番号:088-621-2862
メールアドレス:kenminfureaika@pref.tokushima.lg.jp