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県民目安箱

多々羅川土手の緑化に関して

ご意見

30代 

現在、多々羅川土手は河川氾濫時の土手崩壊防止を目的に、土手の木々を伐採しております。
多々羅川土手に育った木々には、しらさぎやカワセミ、タヌキなども生活しておりましたが、何も無くなってしまった今、そういった動物達もいなくなってしまいました。
●●には高齢者も多く、青く茂る木々に心を癒され、動物たちの訪れを楽しみにしておりました。
知事もご存知の通り、高齢者にとって住み慣れた地域環境の変化は、大きな負担となります。
●●には子供も増え、自然豊かな環境に囲まれ子育てを行うことに喜びを感じておりました。
河川氾濫防止のための伐採は、苦しいながらも納得せざるを得ませんが、伐採後の土手をコンクリートで固める話があることを知りました。
コンクリートで固めてしまうと、もう野生動物達が戻ってくることはありません。
背の高い木は根が張り、土手を傷めると伺っております。
ですが、アジサイなど背の低い草木などで緑化を図って頂きたいのです。
知事が、自然保護の重要性をお話しされていたのを聞いたことがあります。自然保護の重要性をご存知の知事ならご理解頂けると思い、投稿させて頂きました。
コンクリートで固められた川を見ながらではなく、緑があり野生動物を見ることができる川を見ながら子供達に育っていって欲しいと思います。
また、高齢者の方々に日々の癒しを、また感じて欲しいと思います。
私たち一県民には、土手の自然環境を守る力はありません。
どうか知事のお力をお貸しください。
徳島を住みやすい緑豊かな県であると、心から誇ることができるようになりたいと思います。
どうか、よろしくお願い致します。

回答

【県土整備部からの回答】

 御意見をいただき,ありがとうございます。

 多々羅川の堤防につきましては,大きく繁茂した樹木が,豪雨や暴風等の影響により倒木すると,堤防・護岸が損傷したり,流水を阻害し,浸水被害を及ぼす恐れがあるため,地元からの要望を受けて樹木伐採を行ったところであります。

 伐採後,堤防護岸の状況を確認したところ,一部に老朽化や損傷が見られ,修繕が必要と判断し,現在,測量・設計の準備を進めているところです。

 これまで,県では河川整備の際に,親水機能を持った護岸の整備や動植物の良好な生息・生育環境など,自然に配慮した川づくりに取り組んできたところです。

 今回の修繕においても,コンクリートに限らず,石材の活用など自然環境に配慮した検討を行うこととしております。
具体的な案が出来た段階で,地元説明会等によりお知らせするとともに,地元の皆様のご意見をお聞きしながら進めてまいります。

 また,良好な河川環境の維持には,地域の皆様の御協力が必要であり,地域の皆様が取り組むアジサイなどの植栽や草刈りなどにつきましては「かわ普請事業(※)」を活用することができます。

 今後とも治水・利水・環境の様々なご意見に耳を傾けながら,「持続可能で強靱な地域づくり」にしっかりと取り組んでまいります。

※「『かわ普請』事業のご案内」(徳島県ホームページ)
https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/kendozukuri/kasen/5001799

※回答文については、提言者にお返事した際の内容を掲載しております。その後の事情変更により、現在の状況と異なる場合がありますので、詳しくは担当課までお問い合わせください。

この件に関するお問い合わせ

東部県土整備局<徳島> 河川・砂防整備第一担当
電話番号:088-653-8933
ファクシミリ:088-623-4026
メールアドレス:toubu_ks_t@pref.tokushima.jp

お問い合わせ
生活環境部 県民ふれあい課 広報・広聴担当
電話番号:088-621-2095
FAX番号:088-621-2862
メールアドレス:kenminfureaika@pref.tokushima.lg.jp