やさしいブラウザ・クラウド版はこちらからご利用下さい

徳島県の高校入試制度について

ご意見

20代 男性

 徳島県の高校入試は,他県に比べて競争率が低すぎます。
 基礎学力テストの結果を踏まえて受験前に受験校の調整をしてしまうため,本気で受験勉強に取り組むべき時期に勉強をせずに志望校に進学できてしまいます。
 具体的には,数学の三平方の定理や英語の関係代名詞は基礎学力テストに出題されませんから,その内容を十分に学習せずに高校生になれてしまいます。
 その結果,他県に比べて高校生の学力水準が低いです。(全統模試などの全国偏差より県内偏差の方が高い。小学生の学力水準は全国平均並みであるが,高校生になると下がる。)
 また,学区外制度は現代における部落差別です。城東高校志望者でも,市内在住の人は5教科で350点で進学できるのに対し,鳴門市在住の人は同じテストで450点取れても合格するか五分五分です。
 鳴門にも高校はありますが,大学の進学実績を考えてもボリュームゾーンの子どもたちが国公立大学進学を諦めざるを得ない制度となっています。
 私は,勉強や大学進学だけがすべてだとは考えていません。しかし,勉強で頑張りたい子が頑張れない現行の制度に大変疑念を持っています。
 以上の理由から,以下の2点を御検討ください。
1 学区外制度の廃止。全県一区制度の導入
 または,一切の学区外受験を認めない。(これにより,各地域に進学校ができる。)
2 前期後期受験制度の導入
 前期では,不合格者を出し倍率を上げる。後期で他県の私立高校の役割を果たすことで,受け皿も作る。

回答

【教育創生課からの回答】
 本県の公立高等学校の入試制度に対する貴重な御意見,ありがとうございます。

 さて,通学区域については,「学校選択の自由を最大限に保障すべきである」との意見がある一方,「徳島市への一極集中を緩和し,地元高校の育成を図るべきである」との意見や,「遠距離通学をできる限り少なくする」といった観点など,様々な意見・要望を取り入れ,3通学区域としております。

 また,3通学区域を設定する一方で,通学区域外からの流入率(徳島市が属する第3学区は高等学校ごとに募集定員の8%)の設定や,「県内全域を通学区域とする理数科等専門学科の設置」,「通学区域の制限を適用しないトップスポーツ校育成事業の指定校の設置」など,全県的に募集する学校・学科も多くあり,学校選択にも幅を持たせた選抜制度となっていると考えています。

 次に,入試制度についてですが,平成16年度から22年度まで実施した前制度である「前期選抜」と「後期選抜」は,2つの受検機会のある制度でありましたが,このうち「前期選抜」では,特定の教科のみの勉強に重点を置く傾向が見られ,5教科をバランス良く勉強する習慣がつきにくい等の問題点が指摘されておりました。

 こうした点を踏まえて見直し,平成23年度から実施している現制度は,まず「特色選抜」として,2月上旬に,「生徒の個性」を生かす観点から,各高校が定める出願要件を満たした,主に部活動等で顕著な活動をしている生徒を中心に5教科の基礎的な学力検査と面接や実技検査を実施し,合格者を全体の1割程度としております。

また,残りの約9割の生徒については,「一般選抜」として,3月上・中旬に,「確かな学力」を重視する観点から,5教科の学力検査を課すことにしており,中学3年間での5教科の学習をしっかりとしていただけるよう,実施時期にも配慮しております。

なお,現制度の成果等を検証するため,毎年,全ての中学校及び高等学校に対して「入学者選抜に関する意見聴取」を実施しており,その結果においては,現制度に対する肯定的な意見が中学校、高等学校ともに9割程度を占めております。

 県教育委員会では,県内全ての高校において,これからの社会に対応した特色と魅力ある学校づくりを推進しておりますので,頂いた御意見につきましても,引き続き慎重に検討を行ってまいりたいと考えております。

※回答文については,提言者にお返事した際の内容を掲載しております。その後の事情変更により,現在の状況と異なる場合がありますので,詳しくは担当課までお問い合わせください。

この件に関するお問い合わせ

教育創生課 新未来教育担当
電話番号:088-621-3180
ファクシミリ:088-621-2880
メールアドレス:kyouikusouseika@pref.tokushima.jp

オリジナルサイト表示