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2023年度一般社団法人AWAP

参加企業
一般社団法人AWAP
https://awap-tokushima.com/
企業紹介
フリーマガジン発行(徳島ローカルフリーマガジンAWAP)やWEBメディア運営(AWAP WEB/YouTubeチャンネル「AWAP TV」)を行う。
「どうせ徳島だから…」を覆す!AWAPのミッションは、徳島で夢を追いかける若者を1人でも多く増やすこと。
同世代・同郷の若者が、実際に徳島を拠点に夢を追いかけたり叶えたりしている“リアルな情報”を発信することで、「どうせ徳島やし…」と諦めている若者に「私にもできるかも?」と思ってもらえれば、徳島を拠点に夢を追いかけるきっかけになるのではないでしょうか?
AWAPには、夢を追う若者の情報以外にも、ストリートスナップなどの親しみやすいコンテンツも掲載し、「なにこれ?」「友だちが載ってるかも!」と気軽な気持ちで手にとってくれるフリーマガジンを目指しています。

課題
今回、募集させていただくのは
●ストリートスナップ撮影
●若者目線でのブラッシュアップ  をお手伝いしてくれる方です。
徳島の若者に、より親しみやすいフリーマガジンを作るためには、徳島の若者の意見が必要です。
ストリートスナップ撮影のお手伝いや、フリーマガジン掲載コンテンツのブラッシュアップ、アドバイスなどをしていただけたらと思っています。
AWAP編集部、そしてAWAP学生クリエイターズと共に「徳島ローカルフリーマガジンAWAP」を制作しましょう!

参加者
大学生3名、専門学生1名、高校生2名
ファシリテーター (進行役)
長谷川隼(一般社団法人watas)

フューチャーセッション
実施日:(計3回)2024年1月13日(土)・2月10日(土)・2月17日(土)
第1回
2024年1月13日(土) 場所:AWAP事務所 参加者:大学生3名、高校生1名
企業紹介・課題の共有
1月13日(土)、徳島市内にあるAWAP事務所にて第1回目FSを実施。
本プロジェクトには6名の学生が参加。(大学生、専門学生、高校生)
当日はファシリテーターとして一般社団法人watasの長谷川さん、AWAP代表の浅野さん、学生3名、徳島県、事務局が参加した。


グラフィックデザインやウェブデザインのお仕事をされているAWAPの浅野さんは、徳島ではできないから…と、夢を追いかけて県外へ出てしまう若者が多く、徳島の若年層の人口が年々減少してきている…と危機感を感じている。
徳島だからと諦めてほしくない、県外に行くのもいいがいつか帰ってきてほしいという思いをお持ちで、浅野さんご自身も夢だったデザインのお仕事を徳島でされており、 徳島でもやりたいことをやれる!夢を叶えられる!ということを伝えるため、徳島の若者のためのローカルフリーマガジン「AWAP」を発刊した。
本プロジェクトでは、AWAPの記事・コンテンツ制作を現役学生に協力してもらうことで、よりリアルな若者の意見を反映し、多くの方に読んでもらいやすくする狙いがある。また、AWAPは紙面とYouTube動画で見ることができる媒体である。
コンテンツの方向性として、過去に浅野さんが行ったインタビュー公開収録では仕事をしている大人や起業支援事業の特集を記事にされたが、固い内容だけの雑誌は若者には手に取ってもらいにくいと体感された。
そこで今回はAWAP内の1コンテンツとして、若者が夢を語る「街角スナップ」を入れることで、自分の友だちも載っているかも?と興味を持って気軽に手に取りやすい誌面となることを目指す。

街角スナップの撮影場所はイオンモール徳島に決定し、遊びに来ている若者を対象に協力依頼をし、撮影の目標は20人以上とする。
当日までの準備として以下のような内容を話し合った。


◎当日までの課題
・何のための撮影なのかを撮られる側に簡潔に説明できるように。
・撮影技術(背景選び、背景のぼかし方、白とびや暗すぎることがないように注意、被写体がブレないようにするなど)

◎撮影の進め方
・グループを2つに分ける(声掛け係・説明係・撮影係などを各グループ内で分担)各グループに長谷川さん・浅野さんが分かれてついてくれます。
・声をかけて撮影の説明
・名前、大学や所属、年齢、将来の夢とそれをどこで叶えたいのかを聞く
(可能な限りの情報開示で良いのでニックネームも可、年齢なしや夢は未定などもオッケー)
※ 18歳以下(高校生)に関しては、保護者の同意書と返信用封筒を渡し、返送してもらえた方だけ誌面に掲載する
・1枚目は必ず聞いた情報(名前など)を書いたホワイトボードを持ってもらい撮影
・撮れ高次第では友だちなどに声をかけて撮影協力を依頼(後日iPhoneなどで撮る)

◎撮影時気をつけること
・撮ってその場で確認ができない場合は不安なので念のためスマホでも撮らせてもらっておく(被写体がブレた写真は使えない)
・ハイチーズなどと言うと構えてしまうので会話の中で自然な表情を引き出しながら撮影、好きな食べ物を聞いたりポーズをとってもらって褒めるなどアドリブ力も大事
・気持ち引き目で撮ると編集でカットできるが、余白が少ないとどうにもできないので注意!

その後、学生と一緒に屋外で一眼レフカメラの使い方と撮影練習も実施。
(watasの長谷川さんは独学で一眼レフカメラの勉強をされたそうで、参加学生の小野寺さんは野球ファンで普段から望遠レンズなど一眼レンズを使い慣れているそう。高校生の堂免さんは初めての一眼カメラだった。)

以下のようなポイントに注意する。
・当日の撮影はF値の調節だけ、残りはオートモードで
(F値をオートにしてしまうとシャッター速度が落ち乗るので手ブレがとてもとてもひどくなるので手動で設定)
・顔はしっかり写すが目線がオシャレな感じに多少はずれているのはオッケー
・どんなポーズで撮ってもらうか参考になりそうなポーズ案を過去の「AWAP」から学ぶ
イオンモール徳島でのスナップ撮影は2月10日を予定している。楽しもう!!という心持ちで撮影を実施したい。


第2回
2024年2月10日(土) 場所:イオンモール徳島 参加者:大学生3名
スナップ撮影実施
2024年2月10日(土)、AWAPプロジェクトの第2回FSを実施。
今回は前回打ち合わせたように、イオンモール徳島様のご協力のもと、お客さんとして来られている若者を対象にスナップ撮影を行った。
若者のための徳島ローカルフリーマガジン「AWAP」に掲載する企画のために、 撮影ターゲットは若者で、ご自身の将来の夢や将来の夢を追いかける場所についてインタビューをする。
13時からスナップ撮影を開始しましたが、初めはなかなか撮影OKを頂ける方がおらず苦戦…!
粘り強く撮影チームを2つに分けたりしながら、スナップ撮影の交渉。
遊びに来ていた中学生や高校生、ショップの店員さんなどの協力を得て、スナップ撮影に成功した。


AWAP代表の浅野さんからは、
『大学生・高校生と共に弊社発行のフリーマガジンに掲載するスナップ撮影を実施しましたが、学生と共同で行ったからこそ得られる成果があったと思います!
撮影対象も学生や若年層で、対象を探す際にも「こういう人物はこういう目的で来ていることが多いから、〇〇(場所)に多くいるかもしれない」等、私たちでは知り得ない学生ならではの視点で探すことができ、結果約10名の撮影をすることができました。』とのコメントを頂いた。
残念ながらこの日だけでは撮影目標枚数に届かなかったため、改めて参加者の知人・友人にも声をかけてもらい、スナップ撮影を予定している。
次回は2月17日(土)、撮影した写真の選定や冊子の編集に関する打合せを実施予定。
第3回
2024年2月17日(土) 場所:AWAP事務所 参加者:大学生2名、高校生1名
掲載写真の選定・編集
2月17日(土)、第3回FSをAWAP事務所にて実施。当日は、前回スナップで撮影した写真の選定、表紙モデルインタビュー写真の選定などを行った。
まずは、前回2月10日にイオンモール徳島さんで撮影したスナップの選定。
約10名程に撮影協力いただいたが、雑誌に掲載する際の写真の注意事項等も参考に、条件をクリアしている写真をみんなで選定していく。


2月10日に撮影出来た写真枚数では企画ページに足りないため、再度参加学生の友達等にも声かけを行っている。
次に、表紙モデルインタビュー写真を選定。
部門ごとに1枚を選び(計7枚選定)、この中から最終的に浅野さんがインタビューとともに採用写真を決定する。


最後に、「徳島にいながら夢を追う若者を増やすには?」というお題についても考えた。
AWAPは、自分の夢を追いかける若者を増やしていくことが目標の媒体。
そのためには、
・読者と同じくらいの年齢で夢を叶えている人に出演してもらい、自分も一歩踏み出そう!!と思ってもらう
・まずは「友達が載ってるかな??」というきっかけで気軽に紙面を手に取ってもらい、徐々に夢を追う事の楽しさを知ってもらう
…等の意見が出た。実際に、AWAP内で企画から集客まで学生で担当してみる等の案も出ており、今後も広がりを見せそうである。AWAPからも、社内だけでは思いつかない様々な発想を話し合うことができ、非常に参考になったとのご意見をいただいた。
また今回撮影したスナップ企画は、5月頃の発行を予定。(発行した紙面は県内各所に設置予定)


■成果物
フリーマガジンAWAP(2024年5月24日発行 創刊6周年号) スナップ企画


プロジェクト後記
今回のプロジェクトでは、AWAPの「徳島の若者に親しんでもらえるフリーマガジンを作りたい!」という課題に対し、学生とともにAWAP内のスナップ撮影企画を行いました。
友達が載っているかも?という気持ちで手に取ってもらい、徳島で居ても夢をあきらめず追いかける若者を応援する冊子を目指して、撮影・インタビュー・写真の選定を実施しました。
撮影のノウハウや、掲載写真の選定作業など、実際のフリーマガジン制作の工程に触れることが出来ました。
またAWAPはミラトクだけにとどまらず、今後も徳島の若者と紙面を共創していく予定です。
県内大学・専門学校や飲食店などで設置される予定なので、見つけた方はぜひ手に取ってご覧ください。