〒770-8570
徳島県徳島市万代町1丁目1番地
- 電話番号:
- 088-621-2500(代表)
- 法人番号:
- 4000020360007
1.新型コロナウイルス感染症情報
5月25日に、全国に発令されていた「緊急事態宣言」が全て解除されたことを受け、県においては、新型コロナウイルス感染症の第二波、第三波に備えた感染防止対策をしっかりと進めながら、社会経済活動の回復・活性化を図るため、コロナと共生する「感染症に強い徳島づくり」を早急に進めています。
「県をまたぐ移動自粛」や「夜の街への外出自粛」、「イベント開催制限」などについては、3週間ごとに段階的緩和が図られており、先週、6月19日からは、全国的に大幅に緩和されることとなりました。
「県をまたぐ移動自粛」については、これまで「慎重に」とお願いしてきた首都圏や北海道への移動についても緩和され、今後は、県をまたぐ観光振興についても進めることになります。
接待を伴う飲食業やライブハウスなどの、これまで全国的にクラスターが発生した施設についても、各業界から「感染拡大予防ガイドライン」が示されたこと等を受け、外出自粛が緩和されました。
イベントについては、当面の間、屋内では収容率50%以内、屋外では十分な間隔(できれば2m)をとり、参加者1,000人以下での開催をお願いします。
ただし、プロスポーツやお祭り、野外フェスなど、全国的な移動を伴うイベントについては、無観客での開催や、引き続きの自粛をお願いします。
県民の皆様・事業者の皆様におかれては、段階的な「社会経済活動や日常生活の回復」に向けた取組みを積極的に進めていただくとともに、引き続き、「とくしまアラート」や「徳島県新型コロナウイルス対策ポータルサイト」など、県から発信する最新の情報をご確認ください。
また、事業者の皆様におかれては、各業種ごとに策定された「感染拡大予防ガイドライン」に沿った形での感染拡大防止に取り組んでいただきますようお願いします。
新型コロナウイルス感染症対策への、ご理解、ご協力をよろしくお願いします。
2.県政トピックス
いよいよ7月1日から全国全ての小売店で、レジ袋の有料化が開始されます。
これまで、スーパーやコンビニで買い物をすると当たり前のようにプラスチック製のレジ袋をもらってきたように、プラスチックは、我々の生活に広く浸透し、利便性と恩恵をもたらしてきました。
一方、世界全体では毎年約800万トンものプラスチックごみが海洋へ流出していると推計されており、このままでは、2050年には海洋における魚の重量をプラスチックごみの重量が上回ってしまうという予測まであるなど、海洋プラスチックごみ問題を含めた環境問題が深刻さを増しています。
このような環境問題を踏まえ、私たちは、プラスチックの無駄使いをなくし、賢く利用していくことが必要です。
県では、令和元年度から県内でチェーン展開する食品スーパーの8割を超える店舗でレジ袋を有料化し、推計で年間7,000万枚ものレジ袋が削減されています。
この機会にお出かけの際には、マイバッグをもっていくなど、ライフスタイルを見直してみませんか。環境にやさしい社会づくりにご協力ください。
3.カモンのちょっとひといき
新型コロナウイルス感染症対策のため臨時休業を実施していた県内の各学校では、「新しい生活様式」を導入しながら授業を再開し、学校に児童生徒の元気な声が戻りました。
臨時休業期間中は、本県の強みである光ブロードバンド環境を積極的に活用し、全県立学校において、児童生徒・教職員が「オンライン教育」にチャレンジ!学習指導や健康観察など大きな効果が確認された一方、様々な課題も浮かび上がりました。また、新型コロナウイルスの次の波がいつ来るかわからない中、これら課題をいち早く解決し、児童生徒の学びの連続性を確保するため、速やかに「学びのセーフティーネット」を構築しておくことの重要性を再認識しました。
そこで、県立学校と市町村立小・中学校において、「オンライン教育モデル事業」の実証を開始することとしました。まず県立学校については、それぞれ特色のあるジャンルから城東高等学校、つるぎ高等学校、ひのみね支援学校の3校をモデル校に選定。Web会議システムによる大学や企業、海外の学校との交流、タブレット端末を利用した授業、タブレットを活用した遠隔実習・遠隔社会見学など工夫を凝らした実践的な研究を行っています。
一方、市町村立小・中学校においては、上板町立高志小学校、阿南市立桑野小学校、美馬市立穴吹中学校、三好市立東祖谷小・中学校を選定し、学校と家庭の学びの連続性、外部機関との連携による小中一体型の学びの充実など、それぞれ提案のあった多様な教育の実証に取り組むこととしています。今後、モデル校で得られた成果を県内の学校へ広く普及させ、GIGAスクール構想が目指す「オンライン教育」による「児童生徒の学びの保障」へとつなげて参ります。
Society5.0に相応しい「新時代の学び」が実践できるよう、ICT教育のさらなる充実を図り、質の高い「未来教育」を積極的に展開して参りますので、県民の皆様のご理解、ご協力をよろしくお願いします。
(徳島県知事 飯泉嘉門)
4.情報BOX
骨は私たちの体を支え、動くためになくてはならないものです。しかし、普段の生活の中で骨を目にする機会はほとんどないのではないでしょうか。部門展示『骨格標本の世界』では、いろいろな動物の骨格標本を展示し、骨格標本がどのように、また、何のために作られているのかを紹介します。骨格標本をとおして生き物の不思議に迫ってみましょう。
日時:開催中~8月30日(日)9:30~17:00
場所:県立博物館 2階常設展示室内 部門展示室
休館日:毎週月曜日(祝日に当たる場合は翌日)
料金:通常の常設観覧料
問:県立博物館 電話 088-668-3636
引き札は、明治から大正期に流行した、商店の広告です。個人商店のものが多いため、街ごとの商業の様子を知ることができます。故・三舟哲治氏は、徳島県内を中心に引き札を精力的に収集し、残されました。その1,000点を超えるコレクションの中から、歴史的に興味深いものや印象的なものを紹介します。
日時:開催中~8月2日(日)9:30~17:00
休館日:毎週月曜日(祝日に当たる場合は翌日)・第3木曜日
場所:徳島県立文書館2階 展示室
料金:無料
問:県立文書館 電話 088-668-3700
5.わいわい徳島
リラックスしながら音楽と共に、星空を楽しむ時間をお過ごしください。
※ご利用の際は、マスクの着用が必要となります。
日時:6月28日(日)15:00~15:40
会場:あすたむらんど徳島 プラネタリウム
定員:30名
参加費:プラネタリウム観覧券が必要
問:あすたむらんど徳島 電話 088-672-7111
「見る」「聞く」「嗅ぐ」「触る」など、五感で涼を感じよう!
園内各所に涼し~い仕掛けがいっぱい!みんなで体験しよう!
日時:7月18日(土)~8月31日(月)
場所:あすたむらんど徳島
料金:入園料無料
問:あすたむらんど徳島 電話 088-672-7111
ペットボトルで作られた生き物たちがおりなす美しい四季。
日時:7月23日(木)~9月1日(火)9:30~17:30(9月1日は16:30まで)
場所:あすたむらんど徳島 子ども科学館 特別展示室
料金:常設展示観覧券
問:あすたむらんど徳島 電話 088-672-7111
世界のカブトムシ!クワガタムシが大集合!
日時:7月23日(木)~8月23日(日)9:30~17:30
場所:あすたむらんど徳島 子ども科学館 常設展示ロビー
料金:常設展示観覧券
問:あすたむらんど徳島 電話 088-672-7111
森のガイドと巡る自然探検ツアーを開催!
鳥と会話ができるバードコール作りやネイチャーゲームを体験しよう!
日時:8月9日(日)10:30~11:30・13:30~14:30 ※30分前より受付開始
場所:あすたむらんど徳島 子ども科学館前(受付)
料金:無料
定員:各回30名
対象:幼児~小学生(小学生未満は保護者同伴)
問:あすたむらんど徳島 電話 088-672-7111
6.プロスポーツを応援しよう!
このコーナーでは徳島が誇るプロスポーツ、Jリーグ「徳島ヴォルティス」と四国アイランドリーグplus「徳島インディゴソックス」の情報をお伝えしていきます。
新型コロナウイルス感染拡大防止及び予防対策のため、中断していたJ2リーグ戦がついに明日、6月27日(土)に再開します!
リーグ戦再開後、最初の対戦相手は、愛媛FCとなりました!アウェイ戦での四国ダービーとなり、昨シーズン、アウェイで勝ち取ったダービーフラッグを何としても死守したい大一番となります。
リモートマッチ(無観客試合)からのスタートとなりますが、引き続きヴォルティスの応援をよろしくお願いします!
■徳島ヴォルティスホームゲーム
[第2節]7月 4日(土)19:00 vs京都サンガF.C.(鳴門大塚)※リモートマッチ
[第5節]7月15日(水)19:00 vsレノファ山口FC(鳴門大塚)※7月10日(金)以降有観客予定
[第6節]7月19日(日)19:00 vsアビスパ福岡(鳴門大塚)
新型コロナウイルスの影響により大幅に遅れての2020シーズンの開幕は、無観客での香川オリーブガイナーズとの二連戦でした!
6月20日(土)の初戦は、残念ながら0ー3で黒星スタートとなってしまいました。続く21日(日)は7イニング制での対戦となり、初回に先制したものの、7回2アウトから追いつかれ、1ー1の引き分けとなり、惜しくも今シーズン初勝利を逃してしまいました。
今後の巻き返しを狙い、チーム一丸となってリーグ戦2連覇を目指していますので、引き続きインディゴソックスの応援をよろしくお願いします!
■徳島インディゴソックスホームゲーム ※7月9日(木)まで無観客予定
6月28日(日)13:00 vs愛媛マンダリンパイレーツ
6月29日(月)13:00 vs香川オリーブガイナーズ
7月 3日(金)13:00 vs高知ファイティングドッグス
7.県政広報番組のご紹介
県政のホットな話題をわかりやすくご紹介します。
毎週金曜日18:56~18:59
≪放送予定≫
◇6月26日(金)土砂災害から命を守るために
◇7月1日(水)土砂災害から命を守るために(再放送)
◇7月3日(金)県内観光施設で徳島の魅力を再発見!
◇7月8日(水)県内観光施設で徳島の魅力を再発見!(再放送)
県内の全CATV局(16局)で放送中。
知事と県民の皆さんとの意見交換の様子などをお伝えします。
現在、番組へのご意見・ご感想を募集中!
徳島県の広報紙「県政だよりOUR徳島」に収まりきらない話題をもっとお伝えする「もっと!OUR徳島+」を県ホームページで公開中です。
→くわしくはこちら(別ウィンドウ)
県職員自らが制作した「魅せる!とくしまムービー」、徳島県マスコット「すだちくん」など、さまざまな情報をお伝えする動画コンテンツを県ホームページで公開中!
過去にテレビで放送した「旬感!あわだより」や「県政アンテナテレビ『とくしまハーツ』」もご覧いただけます。
→くわしくはこちら(別ウィンドウ)
8.あわネタ✩探検隊
このコーナーでは、県内4大学(四国大学・徳島大学・徳島文理大学・鳴門教育大学)の学生特派員の皆さんから、自分が感じた徳島の魅力や県政に関する出来事などについて、月1回レポートしてもらいます。
今回は、徳島文理大学のメディアデザイン学科非常勤講師の中尾弘美さんから「徳島の魅力」についてのレポートが届きました。
こんにちは。徳島文理大学メディアデザイン学科非常勤講師の中尾弘美です。
毎年6月の「あわネタ✩探検隊」は文理大学の担当。いつも4月の講義の際に記事を書きたい学生を募っているのですが、今年はコロナの影響で私が担当するデザイン実習系の授業の開始は6月後半からとなり、これを書いている時点ではまだ受け持つ学生たちに会うこともかなっていません。
そこで、今回はピンチヒッターで私が執筆させていただくこととなりました。
この春はコロナ自粛で、徳島県内を一歩も出ることなく過ごしました。いつもは出張や打ち合わせで関西方面や高松などに月に何度も出かけているのですが、それらもすべてオンラインでの打ち合わせに。こんなに長く徳島を離れずに過ごしたのは、恐らく高校生の時以来。
徳島で、そして自宅で過ごす時間が長くなって改めて発見した徳島の魅力のひとつが「食材の豊かさ」です。
産直市に行くとズラリと並んだ地元産の旬の野菜や魚や果物たち。春の訪れを告げる菜の花、筍、わらび、人参やイチゴ、鰆やイカナゴの釘煮、そしてこの頃は夏の季節の到来を感じさせるきゅうりやズッキーニ、釜揚げシラスなど。週末ごとの買い出しで棚に並んだ食材で季節のうつろいを目で感じ、舌で味わうことを楽しんだ数ヶ月でした。
そんななか新たに出会ったのが「ねさし味噌」。
「ねさし味噌」とは大豆と塩を原材料に、蔵に棲みつく菌の力だけで発酵させる「豆味噌」のこと。恐らく徳島にお住まいの方とって馴染みがあるのは米麹をつかった「米味噌(御膳味噌)」で、豆味噌には馴染みが無い方がほとんどだと思います。けれども吉野川中流域では、古くからこの「豆味噌」が作られ、地域の味となっていることを最近知りました。
「ねさし味噌」のルーツは、豆味噌の代表「八丁味噌」が食されている愛知県尾張地方。江戸時代初期に尾張地方から来た阿波藩のお殿様・蜂須賀公の家臣達が伝えたと言われています。400年以上もその製法が受け継がれているというから、驚きです。
市場町にある三浦醸造所さんでは、5代目杜氏の誠司さんが昔ながらの製法を実直に守り続けて、ひょんなことから製造の現場を見せていただくことができました。
「ねさし味噌」づくりは極寒の季節に行われます。理由は雑菌が繁殖しにくいから。
まず大きな蒸篭で大豆を蒸してミンチにし、「なまこ」と呼ばれる棒状に成形して冷まします。そして大豆を発酵させる菌が棲み着く蔵へ運び、2cm程度の厚みの輪切りにし、稲藁のむしろの上に並べていきます。このむしろに眠る野生の菌は大豆に含まれる湿気と養分で目を覚まし、繁殖を始めます。数週間後に蔵を訪れると、むしろの上では白いふわふわとした菌糸が大豆を覆っていました。それをひっくり返して両面に菌糸が生えたら塩と水で撹拌し、3年かけてじっくり熟成させようやく「ねさし味噌」は完成します。
こうして多くの手間と長い時間をかけて完成した「ねさし味噌」は濃厚な熟成したチーズのような香り。少しクセのあるその味は、煮込み料理の隠し味として使うことでコクや深い味わいを引き出すことができ、いつもの料理がワンランクアップした味に。ひょんなことでわずか数ヶ月前に出会った「ねさし味噌」が、今では我が家の食卓にとって欠かせない調味料となりました。
長く徳島に住んでいても、知らないことがたくさんあると感じた出会いでした。そして、まだまだ出会っていない徳島の魅力はあるのだなと。
「WITH・コロナ」と言われるように、これからもしばらくは県外や国外に移動しづらい状況が続くと思います。こんな時だからこそ地域の暮らしに根付いた文化や風習に目を向け、その魅力を知ることが日々の暮らしにささやかな豊かさをもたらしてくれるのではないか。そんなことを改めて感じた数ヶ月でした。
さて、このメルマガが発行される頃には、大学での授業も再開されているはず。
「毎週学生たちと会って講義をする」
そんな当たり前の日常が失われた数ヶ月があったからこそ、新しい学生たちとの出会いやご縁をこれまで以上に楽しんでいきたいと思っています。
そのためには美味しい地元の食材で、しっかりエネルギーをつけて。
9.今月のプレゼント
大自然の恩恵を受け、手間ひまかけて生産された『木頭ゆず』を原料に、旬の収穫と同時に衛生管理された工場で丸搾りした添加物使用なしの100%果汁です。お料理の香り付け、ドリンク等にご賞味ください。
締切は6月30日。皆さんのご応募をお待ちしております。
提供:阿南農業協同組合 海川工場
電話 0884-67-0377 FAX 0884-67-0001
「とくしま特選ブランド」は高品質、ストーリー、こだわりを持つ徳島を代表する県産品です。
※従来型の携帯電話及び一部のスマートフォンからは応募ができなくなりました。
賞品の発送をもって当選発表に代えさせていただきます。
また、お寄せいただいた個人情報は、ご本人の同意なしに第三者に開示、提供することはありません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回のとくめるは、7月10日(金)の発行です。
発行:徳島県秘書課広報戦略担当
徳島県徳島市万代町1-1
TEL 088-621-2021 FAX 088-621-2823
※《とくめる》は送信専用メールアドレスでお送りしています。
ご意見等は、次のメールアドレスまでお願いします。
E-mail:hisyoka@pref.tokushima.jp
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