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ふるさと発見! あわっ子文化大使通信【令和3年9月号】

あわ文化を次の世代に伝承し、徳島の魅力を県内外に発信する「あわっ子文化大使」のリポートです。

今に受け継がれる「うだつの町並み」

●あわっ子文化大使リポーター
徳島県立川島中学校 一宮 彩華(いちみや あやか)

 美馬市脇町にある重要伝統的建造物群保存地区、通称「うだつの町並み」を知っていますか。「うだつ」とは、二階の壁面から突き出した漆喰塗りの袖壁で、火よけ壁とも呼ばれ、防火の役目をしていました。江戸時代、裕福な商家はこの「うだつ」をあげた立派な家を競って造りました。そのことから、ことわざ辞典には、いつまでもぐずぐずして一向に出世できないことを「うだつがあがらぬ」と記しているそうです。

 この脇町南町は、江戸時代には阿波特産の藍の集散地として発展し、明治以降は繭や生糸の生産を中心として栄えました。一歩足を踏み入れると、昔にタイムスリップしたような感覚になりますが、町並みに並ぶ住宅には今でも住民の方が生活しています。最近では土産店があったり、古民家風のお洒落なカフェなどがいくつかあり、国内外からも多くの観光客が集まる人気のスポットです。

 徳島の魅力が詰まったこの「うだつの町並み」を皆さんも訪れてみませんか。

●うだつの町並み