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徳島県歯科口腔保健推進計画~笑顔が踊るとくしま歯と口腔の健康づくり~(2024年改定版)

 歯と口腔の健康は、乳幼児期や学齢期においては健全な成長を促進するための大切な要素であり、青年期以降においては健康な生活を送るための基礎となるほか、糖尿病をはじめとする生活習慣病の予防にもつながることから、全身の健康と深い関わりがあります。

 徳島県では、平成24年2月29日に公布・施行した「笑顔が踊るとくしま歯と口腔の健康づくり推進条例」の第9条において、歯と口腔の健康づくりに関する基本的な方針や目標、施策を総合的かつ計画的に推進するために必要な事項を定めた計画を策定することとしており、これに基づき、「徳島県歯科口腔保健推進計画」を策定しています。

 国より「歯科口腔保健の推進に関する基本的事項(第二次)」(歯・口腔の健康づくりプラン)が新たに示され、本県においても、これまでの取組を踏まえながら、歯と口腔の健康づくりのより一層の推進を図るため、令和6年3月に計画を改定しました。

 なお、改定においては、これまでの「徳島県歯科口腔保健推進計画」の基本理念、基本方針を継承しつつ、進捗状況に応じた見直しを行うとともに、さらに現状や国の示した新たな基本方針を踏まえた取組を推進することとします。

計画期間

 令和6年度(2024年度)を初年度とし、令和11年度(2029年度)までの6年間とします。

基本方針

(1)ライフステージ及びライフコース等に応じた歯と口腔の健康づくりの推進

 県民一人一人が自らの歯と口腔の健康づくりに関心を持ち、歯科疾患の予防に向けた取組を行うとともに、歯科疾患の早期発見、早期治療を促進します。

 また、県内の全ての地域において、全ての県民が、妊娠期・乳幼児期から高齢期までのそれぞれの時期において、適切かつ効果的な健診(健康診査及び健康診断を含む。)、保健指導、治療等の歯と口腔の保健医療サービスを受けることができる環境整備を推進します。

(2)歯と口腔の健康づくり推進のための環境整備・連携推進

 保健、医療、社会福祉、労働衛生、教育その他の関連する分野の施策と連携し、総合的かつ計画的に歯と口腔の健康づくりを推進します。

目標

「県民が健康な歯と口腔を保ち、生涯にわたり健康で生き生きと暮らすことのできる徳島」

~歯と口腔の健康づくりで生涯健康とくしまの実現~を目指します。

1.健康水準目標

 生涯にわたり、自分の歯を20歯以上保ち、よく噛んでおいしく食べることを目指します。

2.行動目標

 県民一人一人が自分の歯と口腔に関心を持ち、歯と口腔の健康づくりのための正しい知識を得るとともに、定期的に歯科健診を受けることにより、歯科疾患の予防と口腔機能の維持増進を図ります。

3.環境整備目標

 行政や歯科医師等、保健、医療、社会福祉、労働衛生、教育関係者、事業者及び医療保険者が連携を図り、地域の特性に配慮しながら、妊娠期・乳幼児期から高齢期までのそれぞれの時期に適した歯科保健医療サービスを県民に提供します。

本計画は、こちらからダウンロードできます